モロッコ Day-1{2} マラケシュ(Morocco, Marrakesh) [放浪記。]
前回モロッコ Day-1{1} マラケシュ(Morocco, Marrakesh)
Riadに貴重品以外の荷物を置いて、Marrakeshの街に繰り出す。
改めてJemaa el-Fnaa(ジャマ・エル・フナ広場)へ。
運悪く、と言うか何と言うか、ラマダーンの時期と丸かぶりだったからか、フナ広場には屋台が気持ち少なかったように感じた。
ラマダーン(またはラマダン、アラビア語: رمضان ペルシア語: 発音:Ramazan )とは、ヒジュラ暦の第9月。この月の日の出から日没までの間、ムスリムの義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。
この月において、ムスリムは日の出前から日没にかけて、一切の飲食を断つことにより、空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人や平等への共感を育むことを重視する。また共に苦しい体験を分かち合うことで、ムスリム同士の連帯感は強まり、多くの寄付や施しが行われる。
断食中は、飲食を断つだけではなく、喧嘩や悪口や闘争などの忌避されるべきことや、喫煙や性交渉などの欲も断つことにより、自身を清めてイスラム教の信仰心を強める。(Wikipediaより)
ちなみに今年のラマダーンは5月16日から6月14日に当たるようだ。つまり、このほぼ1ヶ月の間、日の出から日没まで、日の出ている間は一切の飲食できない。どうやら水を飲むことすらもできないらしい。なかなかにきつい習慣だ。
旅行中その影響からか、観光客向け以外の飲食店はやっていなかったり、日没後にしか開店していなかったようだ。
とは言え、フナ広場にはそれでもたくさんの屋台やお店が出ていて大変活気があって賑わっていた。客引きは相変わらず激しい。
まずはお腹が空いたので、食事を済ませることにした。
Riadの人にオススメのレストランを聞いてはいたが、全く見つけられずにウロウロしていると、ある人物が英語で話しかけてきた。
「食べるところを探しているなら、良い所があるから案内するよ!こっちこっち!」
こっちの返答も聞かずに案内を始める。
必要ない、といっても聞かないし、行こうと思っていた方向と同じだったので、仕方なく付いて行ってみる。
変なところに連れていかれてトラブルに巻き込まれても嫌なので、距離を取りながら付いていく。
途中でATMを見つけたので、お金を引き出さなきゃ!と言い、わざとモタモタしている間に諦めて去っていってくれるかなぁと待っていたが律儀に待っている。
終わると見るやまた付いてこいとばかりに先を促す。
一本道で脇道もない。
仕方なく、距離を取りつつ、改めて付いて行く。
道すがらヨーロピアンが多く利用している、良さげなレストランがあったので、彼を無視して入店。
すると引き返してきて何か言ってきたが、ここにするよごめんね、と言うと今までの友好的な態度から一変し、知らない言葉で文句のようなものを口走った後、
F●ckin’ Japanese!!
と言う捨て台詞を吐いて去って言った。
もちろん罪悪感はあったが、最初に必要ないと言う意思は伝えたはずだし、きっとラマダーンの影響で少し気が立っているのだろう、と言うことで納得し、気を取り直して食事をとることにした。
Moroccoといえばやはりタジン鍋だろう。一時期日本でも流行った、あのとんがり帽子のような鍋だ。
僕たちは3種類のタジン鍋を注文した。
まず最初に、突き出しだろうか、オリーブが出てきた。
旅を通して、訪れたレストランではまず最初に必ずと言って良いほどオリーブが最初に無料で提供されたので、これは定番なのだろう。
そして暫くするとカゴに入った大きなパンとともに、注文した3種類のタイン鍋がやってきた。
牛肉のやつと、野菜とフルーツのやつと、独特の匂いがする緑のやつだ。
メニューはフランス語だったし、店員さんも英語が堪能というわけではなかったので、詳細は知らぬまま食べた。
牛肉のやつ(写真右)はトマトベースのソースで普通に美味しい。野菜とフルーツのやつ(写真真ん中)も美味しい。しかし緑のやつ(写真左奥)は匂いも見た目も独特。これにもお肉が入っていたのだが、まさにケモノ肉という感じで、羊かな?って思ったけど、もしかしたら馬とかラクダかもしれないという疑問も浮かんだ。食べたことがある味のような気がしたのだけど結局迷宮入りした。
ここでプチ情報だが、パンとともに提供される料理は基本的に素手で食す料理らしい。そのレストランではナイフとフォークがあらかじめ提供されたが、オシボリなどは基本的に提供されないので、自分でウェットティッシュを持参したほうがいい。
インターネットの受け売りだが、道中大活躍だったので間違いはないと思う。
Moroccoの人々は非常に営業熱心だ。
レストランで食事をしている人々にも平気で営業をかけてくる。代わる代わるひっきりなしでテラス席に座る人々に商品を売ろうとやって来る。
その中には小学生くらいの子供たちもいて、なんとかお金を稼ごうとしている。
単に食べ物を分けてもらおうという子供達もいる。
追い払われる子供達。
一方、まんまと施しを受ける野良猫。
なんともいえない光景だった。
どうすればいいのかわからなかった。
しかし彼らもまたラマダーン中ではないのかな?
子供は適用外?
そんなこんなでモヤモヤしながらも、お腹は満たされたので、改めて散策再開。
今度はフナ広場を抜け、スーク(市場)を通り、メディナ(旧市街)に向かいます。
つづく。
次回モロッコ Day-1{3} マラケシュ(Morocco, Marrakesh)
Riadに貴重品以外の荷物を置いて、Marrakeshの街に繰り出す。
改めてJemaa el-Fnaa(ジャマ・エル・フナ広場)へ。
運悪く、と言うか何と言うか、ラマダーンの時期と丸かぶりだったからか、フナ広場には屋台が気持ち少なかったように感じた。
ラマダーン(またはラマダン、アラビア語: رمضان ペルシア語: 発音:Ramazan )とは、ヒジュラ暦の第9月。この月の日の出から日没までの間、ムスリムの義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。
この月において、ムスリムは日の出前から日没にかけて、一切の飲食を断つことにより、空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人や平等への共感を育むことを重視する。また共に苦しい体験を分かち合うことで、ムスリム同士の連帯感は強まり、多くの寄付や施しが行われる。
断食中は、飲食を断つだけではなく、喧嘩や悪口や闘争などの忌避されるべきことや、喫煙や性交渉などの欲も断つことにより、自身を清めてイスラム教の信仰心を強める。(Wikipediaより)
ちなみに今年のラマダーンは5月16日から6月14日に当たるようだ。つまり、このほぼ1ヶ月の間、日の出から日没まで、日の出ている間は一切の飲食できない。どうやら水を飲むことすらもできないらしい。なかなかにきつい習慣だ。
旅行中その影響からか、観光客向け以外の飲食店はやっていなかったり、日没後にしか開店していなかったようだ。
とは言え、フナ広場にはそれでもたくさんの屋台やお店が出ていて大変活気があって賑わっていた。客引きは相変わらず激しい。
まずはお腹が空いたので、食事を済ませることにした。
Riadの人にオススメのレストランを聞いてはいたが、全く見つけられずにウロウロしていると、ある人物が英語で話しかけてきた。
「食べるところを探しているなら、良い所があるから案内するよ!こっちこっち!」
こっちの返答も聞かずに案内を始める。
必要ない、といっても聞かないし、行こうと思っていた方向と同じだったので、仕方なく付いて行ってみる。
変なところに連れていかれてトラブルに巻き込まれても嫌なので、距離を取りながら付いていく。
途中でATMを見つけたので、お金を引き出さなきゃ!と言い、わざとモタモタしている間に諦めて去っていってくれるかなぁと待っていたが律儀に待っている。
終わると見るやまた付いてこいとばかりに先を促す。
一本道で脇道もない。
仕方なく、距離を取りつつ、改めて付いて行く。
道すがらヨーロピアンが多く利用している、良さげなレストランがあったので、彼を無視して入店。
すると引き返してきて何か言ってきたが、ここにするよごめんね、と言うと今までの友好的な態度から一変し、知らない言葉で文句のようなものを口走った後、
F●ckin’ Japanese!!
と言う捨て台詞を吐いて去って言った。
もちろん罪悪感はあったが、最初に必要ないと言う意思は伝えたはずだし、きっとラマダーンの影響で少し気が立っているのだろう、と言うことで納得し、気を取り直して食事をとることにした。
Moroccoといえばやはりタジン鍋だろう。一時期日本でも流行った、あのとんがり帽子のような鍋だ。
僕たちは3種類のタジン鍋を注文した。
まず最初に、突き出しだろうか、オリーブが出てきた。
旅を通して、訪れたレストランではまず最初に必ずと言って良いほどオリーブが最初に無料で提供されたので、これは定番なのだろう。
そして暫くするとカゴに入った大きなパンとともに、注文した3種類のタイン鍋がやってきた。
牛肉のやつと、野菜とフルーツのやつと、独特の匂いがする緑のやつだ。
メニューはフランス語だったし、店員さんも英語が堪能というわけではなかったので、詳細は知らぬまま食べた。
牛肉のやつ(写真右)はトマトベースのソースで普通に美味しい。野菜とフルーツのやつ(写真真ん中)も美味しい。しかし緑のやつ(写真左奥)は匂いも見た目も独特。これにもお肉が入っていたのだが、まさにケモノ肉という感じで、羊かな?って思ったけど、もしかしたら馬とかラクダかもしれないという疑問も浮かんだ。食べたことがある味のような気がしたのだけど結局迷宮入りした。
ここでプチ情報だが、パンとともに提供される料理は基本的に素手で食す料理らしい。そのレストランではナイフとフォークがあらかじめ提供されたが、オシボリなどは基本的に提供されないので、自分でウェットティッシュを持参したほうがいい。
インターネットの受け売りだが、道中大活躍だったので間違いはないと思う。
Moroccoの人々は非常に営業熱心だ。
レストランで食事をしている人々にも平気で営業をかけてくる。代わる代わるひっきりなしでテラス席に座る人々に商品を売ろうとやって来る。
その中には小学生くらいの子供たちもいて、なんとかお金を稼ごうとしている。
単に食べ物を分けてもらおうという子供達もいる。
追い払われる子供達。
一方、まんまと施しを受ける野良猫。
なんともいえない光景だった。
どうすればいいのかわからなかった。
しかし彼らもまたラマダーン中ではないのかな?
子供は適用外?
そんなこんなでモヤモヤしながらも、お腹は満たされたので、改めて散策再開。
今度はフナ広場を抜け、スーク(市場)を通り、メディナ(旧市街)に向かいます。
つづく。
次回モロッコ Day-1{3} マラケシュ(Morocco, Marrakesh)
2018-05-28 19:54
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