毒と薬。 [好きなもの]
遅ればせながら、あけましておめでとうございました。
2019年の抱負は「素直」です。2月からまた上京し、東京編第2弾が始まります。
よろしくお願いします。
ということで、素直に包み隠さず、久しぶりに自分の好きなモノの話をしようと思います。
皆さんは「I”s」という漫画はご存知でしょうか。
「I”s(あいず)」とは、『週刊少年ジャンプ』において、1997年19号から2000年24号まで連載されていた、桂正和大先生の大人気漫画です。単行本はジャンプ・コミックスより全15巻。完全版がヤングジャンプ・コミックスより全12巻。累計発行部数は1000万部以上。wikipediaより
沢山の青少年に性の目覚めを促した伝説的なコミックです。
な、な、なんと!!その「I”s」がBSスカパー!にてついに実写ドラマ化されています!!
公式サイトはこちら
昨今、沢山の漫画原作の実写映画・ドラマが制作されています。
実写化についてはその度に賛否が分かれます。ついにその波が、あの「I”s」にまで及んだわけです。
そのことを知った時は、嬉しいような、そっとしておいて欲しいような、複雑な気持ちでした。
でもYouTubeなどで公式から公開されている各キャストのイメージ動画や本編予告を見る限り、悪くはない、というか結構クオリティ高いんじゃなかろうか。ちゃんと最後まで描き切ってくれるっぽいし。
とくに「いつき」「寺谷」「ヒゲミ」「ナミ」あたりの再現度が激高い。
主人公の「一貴」に関しては、原作では結構整った顔立ちしてるから、もうちょっと何とかならなかったのかとは思ったが、まぁ慣れれば問題ない程度じゃないかな。
でも、4人いるヒロインのうち「いつき」「泉」「藍子」が一貴に興味を持って、惹かれていく場面はある程度描写されてるけど、メインヒロインの「伊織」に関してはそう言ったキッカケ的なものは描写されて無いから、一貴がそうだったように、個人的に伊織も一目惚れというか、一番リアルで自然な「単純に見た目がタイプだったから」好きになった、興味を持ったということで納得してたんだけど、見た目が個性的なあの俳優さんの場合はしっくりこないというか、なんか伊織が実写ver.の一貴に興味を持ち始めるキッカケってのを改めて新規で描いてくれると、原作の補完にもなるし、納得できるんだけどなぁって勝手に偉そうに思ってる。だって物語が始まるまで、一貴と伊織の間には絡みはほぼ無かったはずだから、そこんとこ気になるよね。
確か、ドラマは全13話くらいで、現時点で4話まで放送されている。
とにかくとっても観たい。
しかし、スカパー!契約せんと観られへんねん!!(T ^ T)
なんでNetflixとかAmazonPrimeとかその他動画配信サイトじゃないの!!
すごくガッカリ。
じつはYouTubeに3話まで上がってたから(もう削除されたが)なんとか観られたんだけど、4話が観たい( ; ; )
観たい。
でも観られない。
このジレンマを満たすためにまた久し振りに原作全巻読んでしまった。
通常盤全15巻、完全版全12巻全部持ってるからな。
というか実は、俺の本棚の一角に「桂正和コーナー」がある。
「I”s」はもちろんのこと、「電影少女」「ZETMAN」「シャドウレディ」「D・N・A2」「旧ZETMAN」などなど。
桂正和先生は女の子の尻を書かせたら世界一と言われる男だ。
桂正和作品のいいところは、思春期の恋愛において特に欠かせないエロをちゃんと書いてくれる所だ。
少年漫画においては、それが不自然に取り除かれてしまって不自然に綺麗なものになってしまうが、桂先生の作品ではちゃんと当たり前のようにそこにあるから良いのだ。
大人の恋愛にももちろん欠かせないけど。
そもそもエロ=悪・タブーとしてしまっている日本社会が悪い!!それも極端にね。
我々はそのエロから産まれた存在であるにもかかわらず。
話が逸れた。
しかしまぁ思春期の青少年にはぶっちゃけ毒だ。
あの頃は読んでいることがバレたら、死を覚悟しなければならないほどだったから、こっそり集めていたな。ブックオフとかで笑
懐かしい。
思春期は、純粋さとエロが同時に存在できる、奇跡のような時期だった。
各世代に必ずといって良いほどあったであろう、少年誌に載っているエロい漫画。
俺の世代は『I”s』だった。
つい最近で言えば、ToLoveる的なやつ?
これすらも古いか。今はなんなんだろう。
しかし言い訳をさせてもらえれば、桂正和作品はエロい以上に登場人物が純粋でいい子達ばかりで、ストーリーもハラハラドキドキで切なくて泣けるのだ。
風が吹いても勃っていたあの頃の自分にとっては『毒』だったが、絵ではもはや勃たなくなった大人の自分にとってはその純粋で甘酸っぱい物語はむしろ『薬』なのだ。
心が現れるというか、洗われるというか。
読み返すたびに、人を信じることの大切さ、相手を思いやる心を思い出すわけさ。
何回読んだかわからないけど、未だにやっぱりラストは泣けました。
とは言え根本的な解決にはなっていないわけで。
実写ドラマ「I”s」は依然観られない。
そんなこんなで悶々としていると、YouTubeのI”s関連動画のコメント欄に
「電影少女は残念な出来だったけど、これは期待できそう」
的なことが書いてあるのを見つけて、それで知ったんだけど、どうやら電影少女も最近実写化されたらしい。
調べたら、『電影少女2018』だって。
去年じゃん!イギリスに行っている間にそんな事が??!
どうやらAmazonPrimeで観られるみたい!やったー٩( ᐛ )وってんで、早速見た。
一気見した。I”sの代替とばかりにね。
あい役の乃木坂46・西野七瀬さんの大根っぷりが不評を買っていたみたいだけど、正直別に気にならなかった。
むしろ、ちゃんと原作の良さを理解している人、というか好きな人が大切に作り上げた作品なんだなって、作品愛がすごく感じられて嬉しかった。
一応第1話のあらすじをば。
ごく普通の高校生・弄内翔(野村周平)は、親の離婚を機に、絵本作家の叔父・弄内洋太(戸次重幸)の空き家で一人暮らしを始める。学校生活では、翔は同じクラスのマドンナ・柴原奈々美(飯豊まりえ)に恋心を抱いていた。しかし奈々美が想っているのは、翔の親友・古矢智章(清水尋也)。翔の気持ちを知る智章は、奈々美の想いに気づかないふりをしていた。 そんな複雑な恋模様にモヤモヤしていた夜。突然、クローゼットの中から物音が聞こえる。気になって扉を開けると、1本のビデオテープと故障したビデオデッキが…。しかもビデオデッキにはVHSが入ったまま。翔は、デッキを直して再生すると、流れて来たのは天野アイ(西野七瀬)と名乗る女の子の映像。しかも突然、画面から中から飛び出してきて…!翔とビデオガール・アイの3ヶ月に及ぶ奇妙な共同生活が始まる。 (C) 『電影少女 2018』製作委員会
今回の『電影少女2018』は2018とタイトルにあるように、現代を舞台にしたリブート作品だった。
ストーリーは原作をある程度踏襲しつつ、原作の出来事は25年前の過去のこと、ということにして同じ時間軸上に置いて新たなストーリーを紡ぎ出している。ちょうど2006年に細田守監督が手がけたアニメ映画『時をかける少女』のような感じだ。
原作と直接的なつながりがあるというのがとても驚きであり、嬉しい部分でもあった。
原作のメインキャラである「洋太」「もえみ」「貴志」の代わりに、現代の若者3人と「天野あい」が繰り広げる新たな4角関係。90年代と今との価値観や文化の違いをうまく取り入れていて、良い意味で予想を裏切る、また新しい「電影少女」がそこにはあった。
何より貴志やもえみでなく、あそこに「夏美」をブッ込んでくる辺りが卑怯というか、よく分かってるというか、涙腺大崩壊。なぜ酷評されているのか分からないくらい、本当に良かった。
原作を知らない人も純粋に楽しめるはず。
原作を知ってる人にとっても、え、これどうなるの?って先の展開が読めないし、知ってるからこそより楽しめる内容になっている。
興味が出た方は是非AmazonPrimeへ!!
全12話!!
是非原作も読んで観てくだされ!
以上自己満足の投稿でした。
スカパー!契約しようかなぁ。。。。
※Amazon並びに、スカパー!の回し者ではございません。
【2019/01/15 17:50追記】
たった今知ったんだけど、1月18日の24:52よりテレビ東京他にて「電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-」のスピンオフ、「電影少女-VIDEO GIRL AI 2018- 特別編」が放送されるんだって!!
なんてタイムリーな!!
きっと興奮してるの俺だけなんだろうけど‘`,、(๑´∀`๑) ‘`,、’`,、
お時間のおる方は是非お見逃しなく!!
関東圏の方、是非私のために録画をお願いできませんでしょうか??
よろしくお願いしますm(_ _)m
2019年の抱負は「素直」です。2月からまた上京し、東京編第2弾が始まります。
よろしくお願いします。
ということで、素直に包み隠さず、久しぶりに自分の好きなモノの話をしようと思います。
皆さんは「I”s」という漫画はご存知でしょうか。
「I”s(あいず)」とは、『週刊少年ジャンプ』において、1997年19号から2000年24号まで連載されていた、桂正和大先生の大人気漫画です。単行本はジャンプ・コミックスより全15巻。完全版がヤングジャンプ・コミックスより全12巻。累計発行部数は1000万部以上。wikipediaより
沢山の青少年に性の目覚めを促した伝説的なコミックです。
な、な、なんと!!その「I”s」がBSスカパー!にてついに実写ドラマ化されています!!
公式サイトはこちら
昨今、沢山の漫画原作の実写映画・ドラマが制作されています。
実写化についてはその度に賛否が分かれます。ついにその波が、あの「I”s」にまで及んだわけです。
そのことを知った時は、嬉しいような、そっとしておいて欲しいような、複雑な気持ちでした。
でもYouTubeなどで公式から公開されている各キャストのイメージ動画や本編予告を見る限り、悪くはない、というか結構クオリティ高いんじゃなかろうか。ちゃんと最後まで描き切ってくれるっぽいし。
とくに「いつき」「寺谷」「ヒゲミ」「ナミ」あたりの再現度が激高い。
主人公の「一貴」に関しては、原作では結構整った顔立ちしてるから、もうちょっと何とかならなかったのかとは思ったが、まぁ慣れれば問題ない程度じゃないかな。
でも、4人いるヒロインのうち「いつき」「泉」「藍子」が一貴に興味を持って、惹かれていく場面はある程度描写されてるけど、メインヒロインの「伊織」に関してはそう言ったキッカケ的なものは描写されて無いから、一貴がそうだったように、個人的に伊織も一目惚れというか、一番リアルで自然な「単純に見た目がタイプだったから」好きになった、興味を持ったということで納得してたんだけど、見た目が個性的なあの俳優さんの場合はしっくりこないというか、なんか伊織が実写ver.の一貴に興味を持ち始めるキッカケってのを改めて新規で描いてくれると、原作の補完にもなるし、納得できるんだけどなぁって勝手に偉そうに思ってる。だって物語が始まるまで、一貴と伊織の間には絡みはほぼ無かったはずだから、そこんとこ気になるよね。
確か、ドラマは全13話くらいで、現時点で4話まで放送されている。
とにかくとっても観たい。
しかし、スカパー!契約せんと観られへんねん!!(T ^ T)
なんでNetflixとかAmazonPrimeとかその他動画配信サイトじゃないの!!
すごくガッカリ。
観たい。
でも観られない。
このジレンマを満たすためにまた久し振りに原作全巻読んでしまった。
通常盤全15巻、完全版全12巻全部持ってるからな。
というか実は、俺の本棚の一角に「桂正和コーナー」がある。
「I”s」はもちろんのこと、「電影少女」「ZETMAN」「シャドウレディ」「D・N・A2」「旧ZETMAN」などなど。
桂正和先生は女の子の尻を書かせたら世界一と言われる男だ。
桂正和作品のいいところは、思春期の恋愛において特に欠かせないエロをちゃんと書いてくれる所だ。
少年漫画においては、それが不自然に取り除かれてしまって不自然に綺麗なものになってしまうが、桂先生の作品ではちゃんと当たり前のようにそこにあるから良いのだ。
大人の恋愛にももちろん欠かせないけど。
そもそもエロ=悪・タブーとしてしまっている日本社会が悪い!!それも極端にね。
我々はそのエロから産まれた存在であるにもかかわらず。
話が逸れた。
しかしまぁ思春期の青少年にはぶっちゃけ毒だ。
あの頃は読んでいることがバレたら、死を覚悟しなければならないほどだったから、こっそり集めていたな。ブックオフとかで笑
懐かしい。
思春期は、純粋さとエロが同時に存在できる、奇跡のような時期だった。
各世代に必ずといって良いほどあったであろう、少年誌に載っているエロい漫画。
俺の世代は『I”s』だった。
つい最近で言えば、ToLoveる的なやつ?
これすらも古いか。今はなんなんだろう。
しかし言い訳をさせてもらえれば、桂正和作品はエロい以上に登場人物が純粋でいい子達ばかりで、ストーリーもハラハラドキドキで切なくて泣けるのだ。
風が吹いても勃っていたあの頃の自分にとっては『毒』だったが、絵ではもはや勃たなくなった大人の自分にとってはその純粋で甘酸っぱい物語はむしろ『薬』なのだ。
心が現れるというか、洗われるというか。
読み返すたびに、人を信じることの大切さ、相手を思いやる心を思い出すわけさ。
何回読んだかわからないけど、未だにやっぱりラストは泣けました。
とは言え根本的な解決にはなっていないわけで。
実写ドラマ「I”s」は依然観られない。
そんなこんなで悶々としていると、YouTubeのI”s関連動画のコメント欄に
「電影少女は残念な出来だったけど、これは期待できそう」
的なことが書いてあるのを見つけて、それで知ったんだけど、どうやら電影少女も最近実写化されたらしい。
調べたら、『電影少女2018』だって。
去年じゃん!イギリスに行っている間にそんな事が??!
どうやらAmazonPrimeで観られるみたい!やったー٩( ᐛ )وってんで、早速見た。
一気見した。I”sの代替とばかりにね。
あい役の乃木坂46・西野七瀬さんの大根っぷりが不評を買っていたみたいだけど、正直別に気にならなかった。
むしろ、ちゃんと原作の良さを理解している人、というか好きな人が大切に作り上げた作品なんだなって、作品愛がすごく感じられて嬉しかった。
一応第1話のあらすじをば。
ごく普通の高校生・弄内翔(野村周平)は、親の離婚を機に、絵本作家の叔父・弄内洋太(戸次重幸)の空き家で一人暮らしを始める。学校生活では、翔は同じクラスのマドンナ・柴原奈々美(飯豊まりえ)に恋心を抱いていた。しかし奈々美が想っているのは、翔の親友・古矢智章(清水尋也)。翔の気持ちを知る智章は、奈々美の想いに気づかないふりをしていた。 そんな複雑な恋模様にモヤモヤしていた夜。突然、クローゼットの中から物音が聞こえる。気になって扉を開けると、1本のビデオテープと故障したビデオデッキが…。しかもビデオデッキにはVHSが入ったまま。翔は、デッキを直して再生すると、流れて来たのは天野アイ(西野七瀬)と名乗る女の子の映像。しかも突然、画面から中から飛び出してきて…!翔とビデオガール・アイの3ヶ月に及ぶ奇妙な共同生活が始まる。 (C) 『電影少女 2018』製作委員会
今回の『電影少女2018』は2018とタイトルにあるように、現代を舞台にしたリブート作品だった。
ストーリーは原作をある程度踏襲しつつ、原作の出来事は25年前の過去のこと、ということにして同じ時間軸上に置いて新たなストーリーを紡ぎ出している。ちょうど2006年に細田守監督が手がけたアニメ映画『時をかける少女』のような感じだ。
原作と直接的なつながりがあるというのがとても驚きであり、嬉しい部分でもあった。
原作のメインキャラである「洋太」「もえみ」「貴志」の代わりに、現代の若者3人と「天野あい」が繰り広げる新たな4角関係。90年代と今との価値観や文化の違いをうまく取り入れていて、良い意味で予想を裏切る、また新しい「電影少女」がそこにはあった。
何より貴志やもえみでなく、あそこに「夏美」をブッ込んでくる辺りが卑怯というか、よく分かってるというか、涙腺大崩壊。なぜ酷評されているのか分からないくらい、本当に良かった。
原作を知らない人も純粋に楽しめるはず。
原作を知ってる人にとっても、え、これどうなるの?って先の展開が読めないし、知ってるからこそより楽しめる内容になっている。
興味が出た方は是非AmazonPrimeへ!!
全12話!!
是非原作も読んで観てくだされ!
以上自己満足の投稿でした。
スカパー!契約しようかなぁ。。。。
※Amazon並びに、スカパー!の回し者ではございません。
【2019/01/15 17:50追記】
たった今知ったんだけど、1月18日の24:52よりテレビ東京他にて「電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-」のスピンオフ、「電影少女-VIDEO GIRL AI 2018- 特別編」が放送されるんだって!!
なんてタイムリーな!!
きっと興奮してるの俺だけなんだろうけど‘`,、(๑´∀`๑) ‘`,、’`,、
お時間のおる方は是非お見逃しなく!!
関東圏の方、是非私のために録画をお願いできませんでしょうか??
よろしくお願いしますm(_ _)m
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