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毒と薬。 [好きなもの]

遅ればせながら、あけましておめでとうございました。
2019年の抱負は「素直」です。2月からまた上京し、東京編第2弾が始まります。
よろしくお願いします。


ということで、素直に包み隠さず、久しぶりに自分の好きなモノの話をしようと思います。


皆さんは「I”s」という漫画はご存知でしょうか。
「I”s(あいず)」とは、『週刊少年ジャンプ』において、1997年19号から2000年24号まで連載されていた、桂正和大先生の大人気漫画です。単行本はジャンプ・コミックスより全15巻。完全版がヤングジャンプ・コミックスより全12巻。累計発行部数は1000万部以上。wikipediaより

沢山の青少年に性の目覚めを促した伝説的なコミックです。

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な、な、なんと!!その「I”s」がBSスカパー!にてついに実写ドラマ化されています!!

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公式サイトはこちら




昨今、沢山の漫画原作の実写映画・ドラマが制作されています。
実写化についてはその度に賛否が分かれます。ついにその波が、あの「I”s」にまで及んだわけです。

そのことを知った時は、嬉しいような、そっとしておいて欲しいような、複雑な気持ちでした。

でもYouTubeなどで公式から公開されている各キャストのイメージ動画や本編予告を見る限り、悪くはない、というか結構クオリティ高いんじゃなかろうか。ちゃんと最後まで描き切ってくれるっぽいし。



とくに「いつき」「寺谷」「ヒゲミ」「ナミ」あたりの再現度が激高い。
主人公の「一貴」に関しては、原作では結構整った顔立ちしてるから、もうちょっと何とかならなかったのかとは思ったが、まぁ慣れれば問題ない程度じゃないかな。

でも、4人いるヒロインのうち「いつき」「泉」「藍子」が一貴に興味を持って、惹かれていく場面はある程度描写されてるけど、メインヒロインの「伊織」に関してはそう言ったキッカケ的なものは描写されて無いから、一貴がそうだったように、個人的に伊織も一目惚れというか、一番リアルで自然な「単純に見た目がタイプだったから」好きになった、興味を持ったということで納得してたんだけど、見た目が個性的なあの俳優さんの場合はしっくりこないというか、なんか伊織が実写ver.の一貴に興味を持ち始めるキッカケってのを改めて新規で描いてくれると、原作の補完にもなるし、納得できるんだけどなぁって勝手に偉そうに思ってる。だって物語が始まるまで、一貴と伊織の間には絡みはほぼ無かったはずだから、そこんとこ気になるよね。

確か、ドラマは全13話くらいで、現時点で4話まで放送されている。
とにかくとっても観たい。

しかし、スカパー!契約せんと観られへんねん!!(T ^ T)
なんでNetflixとかAmazonPrimeとかその他動画配信サイトじゃないの!!

すごくガッカリ。
じつはYouTubeに3話まで上がってたから(もう削除されたが)なんとか観られたんだけど、4話が観たい( ; ; )

観たい。
でも観られない。
このジレンマを満たすためにまた久し振りに原作全巻読んでしまった。
通常盤全15巻、完全版全12巻全部持ってるからな。

というか実は、俺の本棚の一角に「桂正和コーナー」がある。
「I”s」はもちろんのこと、「電影少女」「ZETMAN」「シャドウレディ」「D・N・A2」「旧ZETMAN」などなど。
桂正和先生は女の子の尻を書かせたら世界一と言われる男だ。

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桂正和作品のいいところは、思春期の恋愛において特に欠かせないエロをちゃんと書いてくれる所だ。
少年漫画においては、それが不自然に取り除かれてしまって不自然に綺麗なものになってしまうが、桂先生の作品ではちゃんと当たり前のようにそこにあるから良いのだ。

大人の恋愛にももちろん欠かせないけど。
そもそもエロ=悪・タブーとしてしまっている日本社会が悪い!!それも極端にね。
我々はそのエロから産まれた存在であるにもかかわらず。

話が逸れた。


しかしまぁ思春期の青少年にはぶっちゃけ毒だ。
あの頃は読んでいることがバレたら、死を覚悟しなければならないほどだったから、こっそり集めていたな。ブックオフとかで笑

懐かしい。
思春期は、純粋さとエロが同時に存在できる、奇跡のような時期だった。

各世代に必ずといって良いほどあったであろう、少年誌に載っているエロい漫画。
俺の世代は『I”s』だった。

つい最近で言えば、ToLoveる的なやつ?
これすらも古いか。今はなんなんだろう。

しかし言い訳をさせてもらえれば、桂正和作品はエロい以上に登場人物が純粋でいい子達ばかりで、ストーリーもハラハラドキドキで切なくて泣けるのだ。

風が吹いても勃っていたあの頃の自分にとっては『毒』だったが、絵ではもはや勃たなくなった大人の自分にとってはその純粋で甘酸っぱい物語はむしろ『薬』なのだ。

心が現れるというか、洗われるというか。
読み返すたびに、人を信じることの大切さ、相手を思いやる心を思い出すわけさ。

何回読んだかわからないけど、未だにやっぱりラストは泣けました。


とは言え根本的な解決にはなっていないわけで。
実写ドラマ「I”s」は依然観られない。

そんなこんなで悶々としていると、YouTubeのI”s関連動画のコメント欄に

「電影少女は残念な出来だったけど、これは期待できそう」

的なことが書いてあるのを見つけて、それで知ったんだけど、どうやら電影少女も最近実写化されたらしい。

調べたら、『電影少女2018』だって。
去年じゃん!イギリスに行っている間にそんな事が??!

どうやらAmazonPrimeで観られるみたい!やったー٩( ᐛ )وってんで、早速見た。
一気見した。I”sの代替とばかりにね。

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あい役の乃木坂46・西野七瀬さんの大根っぷりが不評を買っていたみたいだけど、正直別に気にならなかった。
むしろ、ちゃんと原作の良さを理解している人、というか好きな人が大切に作り上げた作品なんだなって、作品愛がすごく感じられて嬉しかった。

一応第1話のあらすじをば。
ごく普通の高校生・弄内翔(野村周平)は、親の離婚を機に、絵本作家の叔父・弄内洋太(戸次重幸)の空き家で一人暮らしを始める。学校生活では、翔は同じクラスのマドンナ・柴原奈々美(飯豊まりえ)に恋心を抱いていた。しかし奈々美が想っているのは、翔の親友・古矢智章(清水尋也)。翔の気持ちを知る智章は、奈々美の想いに気づかないふりをしていた。 そんな複雑な恋模様にモヤモヤしていた夜。突然、クローゼットの中から物音が聞こえる。気になって扉を開けると、1本のビデオテープと故障したビデオデッキが…。しかもビデオデッキにはVHSが入ったまま。翔は、デッキを直して再生すると、流れて来たのは天野アイ(西野七瀬)と名乗る女の子の映像。しかも突然、画面から中から飛び出してきて…!翔とビデオガール・アイの3ヶ月に及ぶ奇妙な共同生活が始まる。 (C) 『電影少女 2018』製作委員会




今回の『電影少女2018』は2018とタイトルにあるように、現代を舞台にしたリブート作品だった。
ストーリーは原作をある程度踏襲しつつ、原作の出来事は25年前の過去のこと、ということにして同じ時間軸上に置いて新たなストーリーを紡ぎ出している。ちょうど2006年に細田守監督が手がけたアニメ映画『時をかける少女』のような感じだ。

原作と直接的なつながりがあるというのがとても驚きであり、嬉しい部分でもあった。
原作のメインキャラである「洋太」「もえみ」「貴志」の代わりに、現代の若者3人と「天野あい」が繰り広げる新たな4角関係。90年代と今との価値観や文化の違いをうまく取り入れていて、良い意味で予想を裏切る、また新しい「電影少女」がそこにはあった。

何より貴志やもえみでなく、あそこに「夏美」をブッ込んでくる辺りが卑怯というか、よく分かってるというか、涙腺大崩壊。なぜ酷評されているのか分からないくらい、本当に良かった。

原作を知らない人も純粋に楽しめるはず。
原作を知ってる人にとっても、え、これどうなるの?って先の展開が読めないし、知ってるからこそより楽しめる内容になっている。

興味が出た方は是非AmazonPrimeへ!!
全12話!!


是非原作も読んで観てくだされ!
以上自己満足の投稿でした。

スカパー!契約しようかなぁ。。。。

※Amazon並びに、スカパー!の回し者ではございません。

I”s<アイズ> 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

I”s<アイズ> 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/08/17
  • メディア: Kindle版




電影少女 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2003/01/17
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2019/01/15 17:50追記


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LIVE ANOTHER DAY [好きなもの]

別に無理してさ、人に媚たり合わせたり尽くしたりしなくたってさ、自分の自分である部分がいつか必ず人の心を打つ。
だからその時まで、自分は自分のままであり続けさえすればよい。


ぶつかることでしか、伝わらない事もある。





その気真面目さや、献身的な心が、自分自身を苦しめたり、殺してしまうこともあるんだ。








リブ・アナザーデイ。


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そういうの大好きだ! [好きなもの]

ありのままで。

とびら開けて。

生まれて初めて。

雪だるま作ろう。




遅ればせながら、毎日どれかは歌ってるくらいハマってます「アナ雪」
昨日担当した宴会で抽選会があって、その景品のなかに「アナ雪」のBlu-rayがあってめっちゃ欲しかった!!

ミュージカルってなんであんなにウキウキするんだろうね。
別にミュージカルそんなに好きってわけでもないし、特別見に行ったりもしないんだけど、TVとかなんかの機会に偶然目にするとすごく惹かれる。

元々歌うのが好きってのもあるけど、喋ってる途中に急に歌い出す感じとかもうね、すごく楽しそう。
あんな風に生きられたら人生楽しそうだよね。

歌にすると本当に、より感情や気持ちが伝わる気がする。





ところで知ってました?
知ってる人からしたら今更感満載なんだろうけど、僕は最近知ってびっくりしました。

「アナと雪の女王」に「塔の上のラプンツェル」からラプンツェルが友情出演しているらしい!

開門した城からアナが飛び出してくるシーンで、お城に向かって歩く群衆のなかにラプンツェルとユージーンがいる。

動画



分かりました?

「アナ雪」の世界と「ラプンツェル」の世界は繋がっているんですね!


そして、戴冠式の3年前、、、アナとエルサの両親は船で何処かに旅立ちました。
国王とその王妃が揃って国を空けて出かけるというのは相当なことなのでしょうが、何故何のために何処へ向かったのかは劇中では示されません。

てっきり日に日に強くなるエルサの力をなんとかする方法得るために出かけたのかなとなんとなく思っていましたが……。

実はなんと、ラプンツェルの結婚式に出席するためだった!という説があるんです!



その根拠となるのは上記の「ラプンツェルが戴冠式に来ていた」という事実から少なからず交友関係があったというのが一つ。



もう一つは、「塔の上のラプンツェル」が「アナと雪の女王」の3年前に公開されている作品だという事実。

「塔の上のラプンツェル」2011年公開(アメリカでは2010年公開)
「アナと雪の女王」2014年公開(アメリカでは2013年公開)

「アナ雪」の物語が主に展開するのはエルサの戴冠式の年、というか戴冠式の日から数日。
両親が旅立ったのはその3年前。
3年前にはラプンツェの物語が展開し、最終的に彼女が王国に帰ってお祝いのパーティやユージーンとの結婚式がありました。
その催しに出席するためにわざわざ国を空けて旅立ったと、考えると気味が悪いくらい辻褄があっているような気がします。


凄いですね。
真実はどうであれ、この事実を見つけ出した人は凄いですよね。




そしてそして、

どうやら「アナ雪」は「リトルマーメイド」ともリンクしているらしい!!

いいねいいね!!
CLAMP先生の作品は全て繋がっている的な、クロスオーバーっつうの?

ディズニーもそういう遊び要素多いらしいね。粋だね!


そういうの大好きだ!(ハンス風に)

どこにも出口のない日々が〜♪

おっと失礼。
話を戻します。

なぜリトルマーメイドとも繋がっているかと言うと、これはちょっとネタバレになってしまいますが、、、


先ほどのアナとエルサの両親が乗った船、行きか帰りか分かりませんが、残念ながら荒れた海に飲まれて沈没してしまいます。

その沈んでしまった船が、リトルマーメイド冒頭に出てくる沈没船なのではないかというのです。

これに関する根拠はかなり薄いですが、地図で見て見るとなんだかそんな気もしてきます。


image.jpgアナ雪のアレンデール王国のモデルはノルウェーだそうです。
リトルマーメイドの舞台はデンマーク近海なんですって。
そんでラプンツェルはドイツ。

こうしてみるとぐっと真実味がましてくるでしょう。
ノルウェーからドイツへ向かう往路、もしくはドイツからノルウェーに帰る復路で嵐に遭い、デンマークの近海に沈んでしまった。



まぁ昔は今ほど技術は発達していませんから船が難破してしまう事も多かったでしょうし、リトルマーメイドの沈没船が必ずしもアレンデールの船だとは言い切れませんが、少なくとも、アリエルの住むあの海にアナとエルサの両親が安らかに眠っていることは間違いないんじゃないでしょうか。


う〜ん、実にアリエル話だ。





他にも「隠れミッキー」とか、いろいろスタッフの遊び心があふれているみたい。

まだまだ楽しめそうだぜ。



あ、そうそう。

全然関係ない話なんだけど、月って球体ではなく、実は地球方向に前後に尖った「レモン型」の形状をしているんだってね!

し、知らなかった!常識?

え?学校で習ったって?
そ、そうだったかな?(^^;;


さ、また台風が来るぞ~!!

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現実逃避。 [好きなもの]

風邪ひいたー。

どうやら年末年始で弱っっているところを狙われたみたいだ。


今年に入ってようやく頂けた休みは一日中布団の中。



加えてこんな時間に起きてしまった。只今AM4:52。
眠れないし鼻水や頭痛で辛いから、現実逃避をしようと思う。










異界へ。


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お前の信じる、お前を信じろ!! [好きなもの]

突然ですが、皆さんにとって「アニキ」と言えば誰を一番に思い浮かべますか?



哀川翔さん?

元阪神の金本さん?

水木一郎さん?

はたまた、〜組の兄貴分さん?

飲食店にお勤めの方であれば、先に仕込んだり仕入れた食材や商品のことを連想するのでしょうか?(もはや人ではない汗)

てゆーか普通に実のお兄さんの事でしょうか?




僕にも兄がおりますが、残念ながらアニキとは呼びません。

僕にとって「アニキ」と言えば、「天元突破グレンラガン」に登場するカミナのアニキ以外考えられません。


「お前のドリルは天を衝くドリルなんだよ!!」

最初は「は?」って感じでしたが、最後まで見るとまさにそのまんま、その通りでした。

他にも数々のヘンテコな迷言を言い放ちますが、どれもこれも呆れるくらいに真っ直ぐで、羨ましいくらいに心に正直です。

何でも気合で乗り切れると信じて疑わない。
何でも勢いで乗り切ってしまう。

無茶も無謀もなんのその!
負け無ぇ、引か無ぇ、悔やま無ぇ、前しか向か無ぇ、振り向か無ぇ、無ぇ無ぇ尽くしの男意地!!
無理を通して、道理を蹴っ飛ばす!!!
我らがグレン団、不撓不屈の鬼リーダー!!!!

それがカミナという男、いや漢である!!




バカで単純といえばそれまでですが、それゆえに最強。
カリスマ性の塊で、周りには常に人が集い慕われていて、強くて逞しく、みんなをグイグイと引っ張って行く。
「漢」というイメージそのもの。


しかし生まれながらにして偉大な男は、生まれながらにして過酷な運命を背負っているもの。
佳人薄命とは言いますが、偉人もまた同じく短命であることが多い。

出る杭は打たれるとも言います。


極端に秀でた人間は神に気に入られ、早く神の元に召されるとも聞いた事があります。


第8話。
何度見ても涙が滝のように出て止まりませんT^T

タイプは全然違いますが、大島司さんの「シュート!」に登場するあの久保嘉晴の運命と同等の衝撃。

白血病に蝕まれ余命幾許もない身体で、ナックルシュートの広瀬を擁する強敵・掛北高校に苦戦する掛川イレブンを支え、伝説のゴール to ゴール(奇跡の11人抜きとも言う。でも実際に抜いた描写があるのは8人)をやってのけて起死回生の同点ゴールを決めた後、ピッチに倒れた天才・久保嘉晴。

そう、あの衝撃に。
奇しくも確かあれも単行本第8巻の出来事だった。


8。
末広がりなはずなのに。



主人公を喰うほどの存在感を見せるキャラクターは必ずと言っていいほど最後に名言を遺します。

「いいかシモン、忘れんな。お前を信じろ。俺が信じるお前でもない、お前が信じる俺でもない、お前が信じるお前を信じろ!!

シモンとは主人公の少年です。
自分に自信がない少年シモンは、事あるごとにハートブレイクします。
しかしその度にカミナに励まされ前を向くことができました。
「アニキ」と慕うほど憧れるカミナが、自分を信じてくれる。
自分を信じてくれるカミナを信じることで間接的ではあるが、自分を信じてこられたシモン。

しかしカミナは自分の死を悟り、自分がいなくなってからもシモンが前を向いて歩んで行けるようにと願ってこの言葉をシモンに贈ったのだろう。

自分を信じろ。お前なら俺がいなくてもなんだってできる。
なんせお前のドリルは天を衝くドリルなんだから、と。







もちろん、あの天才・久保嘉晴も掛北戦直前、控室で主人公の田仲俊彦(以下、トシ)に向けて名言を残しています。
「トシ、サッカー好きか?」

咄嗟のことだったこともありその時はその問いに答えられなかったが、この名言のお陰でトシはサッカーが好きだと心から言えるようになりました。




FFXの導き手、アーロンさんも最後に

「もうお前たちの時代だ!」

とスピラの未来を託し、


あれだけ潮を喰ってやる!と豪語していた、うしおととらの「とら」も、

「もう…喰ったさ、ハラァ…いっぱいだ。」

と満足そうに言いました。



「ある者は生まれながらにして偉大。それ以外は強いられて偉大になる。」

これは映画「ナイトミュージアム」でアメリカ合衆国第26代大統領セオドア・ルーズベルト(の蝋人形)が、主人公ラリーに言った言葉だ。

シェイクスピアも似たようなこと(というかこっちが先か)を言っている。

「偉大な人間には三種ある。生まれた時から偉大な人、努力して偉大になった人、偉大になることを強いられた人。」





どちらにせよ、偉大な人になるには結局その人物に偉大になる素質がなければ、努力しようが、強いられようが、偉大な人には成れないと思う。



シモンもトシも、生まれながらに偉大というわけではなかったかもしれない。
しかし運良く「生まれながらにして偉大な天才」に出会い導かれ、そして強いられて、努力して偉大になった。
が、やはり元々そう成れるだけの素質があったに違いない。

シモンには凄まじい螺旋力が、トシには強靭な脚力とゴール前の鋭い嗅覚が。

しかしそう考えると彼らも生まれながらにして偉大になる運命だった、と言えなくもない。





一体何の話だ?!汗

脱線しまくった。







話を戻して。
カミナという大きな、大き過ぎる存在を失ったグレン団。
喪失感と無力さと罪悪感で荒れて、心を閉ざしてしまうシモンだったが、ヒロイン・ニアとの出会いにより立ち直り(羨ましいぜ!)カミナに負けないくらいの良い漢に成長する事になる。




大人シモンがまた良い事言うんだわ。
熱いんだわ、これがまた。




アニキの予言(?)通り、シモンは、シモンのドリルは天を衝き、果ては宇宙にまで飛び出します。
最終形態の「天元突破グレンラガン」は太陽系を遥かに凌ぐ大きさで、銀河系を手裏剣のように投げたりします笑

まさに規格外!!
こんな大きなロボット、後にも先にもこのグレンラガンだけでしょう!!!







もうなんだかうまく説明出来ません。
そもそもこの作品は、小難しいことを頭で考えて理屈をこねる様なアニメじゃない。



魂で感じるアニメなんだ!!



そんな熱いアニメが、ついにBlu-rayになって帰って来るッッ!!!!




こんな素晴らしいことがあって良いのでしょうか!!?
この時を今か今かと待ちわびていました。

そのためにあえて既存のDVD版を買わずに我慢して我慢して幾年月。
可能性にかけて待ってて良かった。

可能性は限りなくゼロに近かった。



「でも、ゼロじゃないんだな?だったら俺にとっては100%と同じことだ!!!」


見た事あるって人は当然買うよね??

見たことないって人はこの機会にぜひ!!
でも気づけばネタバレ満載ですねf^_^;


しかしこの程度のことで魅力が落ちてしまうほど柔な作品ではない!!

どうだ!!参ったか!!!



天元突破グレンラガン COMPLETE Blu-ray BOX(完全生産限定版)

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: Blu-ray




何だか散々な日記になってしまった(ーー;)

頑張って最後にまとめるとすると、主人公になり損ねた僕がこれから目指す道は一つ。
若い世代、つまり主人公世代に多大な影響を与える偉大なアニキになることだ。


後ろに続く者達の為に道を切り開く、導く。
それが僕の役目のような気がしてきた。




その役目が果たせる偉大な人になるだけの素質が、僕にあるかどうか問題ではあるが。
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Q [好きなもの]

ご無沙汰です。


さぁ、この時期で「Q」と言えば「ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q」ですよね♪

16日の金曜ロードSHOWで初公開された、Qの冒頭6分38秒や貞本エヴァ13巻のお陰で(せいで)、まんまとエヴァ熱が再燃させられていた僕は、居ても立ってもいられず雨降りしきる中、原付で映画館まで直行。(田舎なんで電車で…とはいかない、加えて自動車免許もないf^_^;)
公開日初日に見て参りました!!


ネタバレが怖いという方はまだこの先は見ない方が懸命でしょう。なるべくそうならない様にはしますが。


新世紀エヴァンゲリオン (13) (カドカワコミックス・エース)

新世紀エヴァンゲリオン (13) (カドカワコミックス・エース)

  • 作者: 貞本 義行
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/11/22
  • メディア: コミック















結論から言えば、面白かった。
僕はね。




賛否両論だよあれは。
正直面白かったとはいえ、Qを見ただけでは評価は下せないというか…保留。

「は?え?…えー…」( ꒪⌓꒪)ポカーン

って感じ。


見た人自身が、何を以って「エヴァンゲリオン」だとしているかで変わって来るかもね。
キャラクターを以って?
ストーリーを以って?
はたまた世界観を以って?

TV版(原作)こそ至高!って人には酷だろうね。
すぐには飲み込めないもの。
見終わった今でも飲み込めてない。

あれ?俺何の映画見にきたんだっけ?ってなる。






「変わらないね、君は」

唯一安定してるのがシンジ君。

これまでも主人公「碇シンジ」に共感した人も少なからずいるだろうが、全作品通じて一番シンジとシンクロできた作品かもしれない。

中盤以降でQの世界の現状がはっきりするまでは、観客とシンジが物理的にピッタリと重なる。
「破」のラストで僕達もシンジも時間が止まっていて、あれからどうなって、今どういう状態で、何が起きているのか、何が何だかわからないと言った意味でシンクロ率100%だ。





「エヴァンゲリオン」という名を冠している以上、様々な事をやいやい言われるのは避けようもありませんが、新劇場版はようやくQで始まったのであり、次回作で完結するまでは(と思うけど…)、評価はできないと思われます。


全く新しいものを作るよりも、古き良き作品を単純にそのまま復刻させるという保守的な風潮の中では、自ら代表作をぶち壊して新しく生まれ変わらせるという試みはすごく挑戦的で素晴らしいのではないかと。





ま、評価は人それぞれだし、そんなことは置いといて。
様々飛び交っていた次回作予想の見事斜め上を行って視聴者を出し抜き、「次も観ないと!」と思わせた辺りが上手いと思うし、成功だと思います。

新も旧も古参もにわかも、すべてのファンひっくるめて皆同じスタートラインに立たされた。
みなさん共通の思いとして、

「わけがわからないよ!」


というのが本音ではないでしょうか。
この気持ち悪い感覚が良くも悪くも、性根は変わってない、これぞまさに「エヴァンゲリオン」という作品ではないか。

これはアニメではない、エヴァである!!
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ヒロイン候補。 [好きなもの]

ヒロイン。

ヒロイン。



ヒロイン。





いないなぁ。。。。
どこにいんだろ。



ま、こんな僕でも今までヒロイン候補と思しき人物は何人か居た。



しかし、全て過去の話。
今はおひとり様。
彼女いない歴4年。

って書くと良い方っぽいが、通算で言うと25年。
そんな27歳。

人生の中で彼女がいた期間なんかより、フリーな期間の方が圧倒的に長い訳で、もはやそれが普通です。
なんとか童貞ではないというところが、唯一の救いか。

って何書いているんだろう僕は。(;´Д`)


とにもかくにも新しいヒロイン絶賛募集中ですっ!!(意味不明)








っとまぁ、これだけじゃせっかくここまで読んでいただいてる皆様に申し訳ないので、なんとかもっとがんばって共感してもらえる形に持っていこうと思います。

んー。


そうだ、ヒロイン候補を芸能人で挙げればわかりやすいな。もうやけくそだ。






僕は芸能人とかアイドルとかにはあまりキャーキャーしない方だと自負しているが、以下に挙げる方々は別だ!


ということで、ヒロイン候補その1。

初めて芸能人、アイドルにハマったのはこの人。
小野真弓さん↓
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かつてのアコムのお姉さんです。
高校生の僕はあの笑顔にやられてしまいました。
携帯の画像フォルダは彼女でパンパンだったのはいい思い出です。

















それから、ヒロイン候補その2。
菊地美香さん↓
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知る人ぞ知る、特捜戦隊デカレンジャーのデカピンク!
大学生にもなって“戦隊モノ”を見ることになるとは思いませんでしたが、彼女目的で見てたらすっかりハマってしまいました(#^.^#)
女優さんですが、声優業にも力を入れてやってらっしゃったので、アニメも欠かさずチェックし始め、僕もどんどんそっちの方向に…。今では彼女に関係なくすっかりアニメ好きに。

しかし、某戦隊のレッドさんとご結婚されてしまってからはすっかり疎遠になってしまいました。。。(知り合いかっ!)離婚されてしまいましたが。残念です。
だからというわけでは全然ないですが、最近フジテレビでメインキャストとして出演されてた、天海祐希さん主演の「カエルの王女さま」はチェックしました♪
彼女がようやく認められ、よりたくさんの人の目に触れる機会に恵まれたことが嬉しく、まるで親のように見守りました(いよいよ何様なんだおまえは笑)



最後に、ヒロイン候補その3。
日南響子さん↓
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この娘、今一番熱い!!
めちゃくちゃ可愛いやん!!なんなの!?
あぁそうさ、俺もアキバレンジャーから入った口さ。
アキバレッドの言葉を借りれば、「今絶賛ブヒ萌中なのだ!!」

モデルで、女優で、オタクな彼女。至高。
同じ人間とは思えません。
A○Bなんぞ比較対象にすらならんわ!!
あ、すいません失言でした(/ω\)

とにかく今旬です。
多くは語るまい。



これ以上はキモいので(十分キモい汗)、ここで一旦幕!!!

さらば!!


日南響子スタイルブック In Wonderland (Angel works)

日南響子スタイルブック In Wonderland (Angel works)

  • 作者: 日南響子
  • 出版社/メーカー: SDP
  • 発売日: 2010/05/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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これはお前の物語だ。 [好きなもの]

このタイトルにピンと来て、ここにたどり着いたあなたは同志!!!

Final Fantasy X大好きでしょうあなた!!


大好きとはいかないまでも、少なからず思い入れがあるはず!!!

かく言う私は、めちゃくちゃ大好きです!!!

自分でゲーム部分とムービー部分とを編集して勝手に「THE MOVIE」とか作っちゃうくらいだからね。↓


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そこ、著作権どうのとか言わないで(;´Д`)
個人的に楽しむだけだから…。



「覚悟を決めろ。これはお前の物語だ!

そうアーロンさんに言われた時は、えも言われぬ気持ちだったのを、今も鮮明に覚えております。

これは俺の物語なんだ…。
思い通り生きていいんだというある種の「解放感」と、しかしその先は自ら責任を取れという「厳しさ」を与えてくれました。


異世界へ突如として放り出された主人公「ティーダ」という未熟で無知なキャラクターとともに、スピラという世界を生き、成長させていただきました。


ストーリーもね、よかった。
宗教的な要素も絡めつつ、死の螺旋に囚われた世界で、シンという運命を受け入れて、諦めや妥協の中で日々を生きる民衆。
その中で唯一の希望、それは召喚士。シンに対抗することができる唯一の存在。
そんな召喚士である少女「ユウナ」との出会い。打倒シンの旅、その最後に召喚士を待ち受ける過酷な運命。

そして最後の最後の逆転、大どんでん返し(ってほどでもないか)!!


僕らとともに見知らぬ世界に訪れて、僕らとともに世界を救い、僕らとともに世界を去る。
プレイヤーと主人公との関係性とストーリーが見事にマッチしていて、ゲームという特性をうまく掴んでいて、もう見事の一言に尽きます!




でもね、でも、この結末じゃあまりにもユウナがかわいそうすぎる!!!
せっかく、せっかくいろんな覚悟までして、一旦は自分の貞操や、ましてや命すらも捨てる覚悟をしてまで世界を救い、史上初の快挙をやってのけ、生ける大召喚士になったってのに。

そりゃビサイドに隠居しちゃうのもうなずける(´;ω;`)

気丈だよね。
「いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから、思い出してください。」

とかみんなには気丈に言ってたけど、2年もの間、時々どころか四六時中考えていたんだろうなぁ。。。



そこでだ!

Final Fantasy X-2の登場だ!


この作品は色々言われてしまっておりますが、僕は好きですよ。
バトルのあの感じは本家より好きだし。

この作品はユウナへのご褒美的な位置づけで作ったんだろうなぁ。
あまりにも忍びないから。

しかし、旅を続けるに従って、彼がもうこの世界にはいないという、分かっていたはずの現実を突きつけられ揺らぐ心。しかもせっかく苦労して作り上げた「永遠のナギ節」すらも脅かされていく。

そこはやはりユウナ。
自分の個人的な感情よりも、大好きな人たちの住む、大好きなスピラを守るために立ち上がります。
変わってませんね。

そのつながる先に、キミがいなくても。




俺のヒロイン、俺の「ユウナ」はどこにいるんだろう??
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