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Pure Blood [独り言]

体操界の暴力・パワハラ問題が連日とりだたされている。(もちろん台風や地震の被災地のこともだが。)

スポーツ界(だけに限らないが)に今だに残る、古い体制、考え方。
某コラムで読んだ受け売りだが、そもそも、「スポーツ」とは戦争や武力などとは対極の存在として生まれた。
相手を殺したり、血を流させたり、恨みや憎悪といったものを含まない。健全な形で勝敗を争うものだ。しかし悲しい事に、少なくとも日本では、軍国主義の名残か、戦前戦後の混乱の中で、スポーツの中に軍隊を模した指導法が流入、それ体操界の暴力・パワハラ問題が連日とりだたされている。(もちろん台風や地震の被災地のこともだが。)

スポーツ界に(だけに限らないが)今だに残る、古い体制、考え方。

某コラムで読んだ受け売りだが、そもそも「スポーツ」とは戦争や武力などとは対極の存在として生まれた。

相手を殺したり、血を流させたり、恨みや憎悪といったものを含まない。健全な形で勝敗を争うものだ。しかし悲しい事に、少なくとも日本では、軍国主義の名残か、戦前戦後の混乱の中で、スポーツの中に軍隊を模した指導法が流入、それがスポ根として美化され定着してしまった。つまり暴力や恐怖によって支配し、過酷な訓練を課し、負の感情を以って上から押さえつけ、無理やり言うことを聞かせ、反骨心でやる気を奮い立たせる方法だ。

それがスポーツには留まらず、学校教育、家庭でのしつけにまで広がり、「教える」と言う行為が完全に汚染された。

その方が簡単だからだ。上に立つものにとっては色々都合もいい。
こうして日本は、パワハラによってここまで這い上がって来たのだ。

仮に言っていることが正しくても、それを伝える手段はパワハラに暴力に恐怖。
上から一方的に押さえつける。

これが唯一の正しい答えだと。


その影響だろうか。
未だに、我々は「正しく在ろう」とする。

仮に、上からそれを強制してくる存在がいなくなっても。
それが正しかったかどうかは、多くの場合、後から結果以ってでしか判断できないのにもかかわらず。

しかもその「正しさ」は押し付けられたもの。


コナンさんが言う通り、真実は一つなのかもしれないが、答えは一つじゃない。
そこにたどり着く方法ですらも、一つであるはずがない。


正しいか間違っているか、って言うのも最終的には大切なのかもしれないけれど、
そういうことにこだわり過ぎずに、

自分はこう感じた。

自分はこう思う。

そうした思いはもっと前に出していいと思うし、それができる環境を作らなければならない。
確かに時間がかかるかもしれないけれど、その上で議論して理解を深め合い、共に協力してお互いに納得できる答えを探すなり、改善していけばいいんじゃないかなと思う。

早く目に見える成果を出したいのはわかるけど、
なんだか急ぎすぎな気がするよ。

この国で発生する問題のほとんどの原因は、圧倒的なコミュニケーションの不足によるものだと思う。


まぁそんなこんなでいろいろ、膿が出てドロドロでどよ〜んとしているスポーツ界に光が差した。

大坂なおみさんが、テニスのグランドスラム、4大大会のうちのひとつ、US OPENで優勝。
自身の憧れの存在を、それこそ神と崇めるほどの人を倒して。

本当におめでとうございます。

自分だったらそれほどの人を前にしたら、ビビっちゃうし、日本的に言えば、その人を立てようとしてしまうかもしれないが、ガチでぶつかって、勝ってしまうとは。

加えて、あれだけのアウェーの中で。
大抵の人間なら、耐えきれなくて、意識的にか無意識にか「空気を読んで」しまうかもしれない。


一番素晴らしいと思ったのは、大坂なおみさんはもちろんすごいんだけど、コーチの人。
そしてその指導法。

日本の全指導者、上司、人の上に立つものは見習わなければならない。

日本の従来の指導法とは対極で
信頼と信用による、指導法。

もちろんそれだけじゃないと思うけど、なんてタイムリーな話題なんだと感激してしまった。

もう、恐怖や暴力やパワハラで強制的にやらせる、そんなネガティブな方法はできない時代になった。

日本の指導者はそれしか知らなかったから、仕方ないような気もしないではないけど、今の時代、それは無能の証。

「人にものを教える」というのは一つの非常に高度なスキルだ。
資格試験が必要なほど、決して簡単なことではない。
そういうスキルを持たない人が、指導したり教育係になったりするから、言うことを聞かすのに一番簡単で手取り早い、ネガティブ方法をとる。

ここを抜本的に改革していかないとダメだと思う。




ただ気を付けないといけないのは、中にはそれを逆手にとって、というか悪意を持って利用しようとする輩の存在。
少年法を盾に凶悪犯罪を犯す青少年。
相手を貶めるため、もしくは自分の思い通りにことを進めるため、パワハラ、セクハラ、体罰をでっち上げる、もしくは大げさに言う、逆パワハラ。

これにうまく対処する方法も合わせて必要になる。



あとそろそろ日本に住む人々は意識を変えていかないといけないな、捨てないといけないなと思うのは

選民思想、というか純血主義。


前述の大坂なおみさんが、日本人か?と聞かれたら、昭和脳の私はNOと答えてしまいかねない。

昨日のサッカーの試合、日本対コスタリカに出場していた次世代の選手たちの中にも、日本人ぽくない顔の選手がちらほら見られたし、

一昔前と比べると、ハーフのタレントさんなんか格段に増えたし、そうなると一般の中にはもっといるんじゃないかと想像できる。

ひさしぶりに日本に帰って、実感したけど、日本に帰国する飛行機の乗客の半分以上がいわゆる「外国人」だったし、日本各地そこかしこにもたくさんヨーロピアンがいる。ちょっと前までは外国人といってもアジア系の人がほとんどだったのに。


もう、本当に、着実に国際化の波はやって来ている。



日本は裏から中国や韓国に乗っ取られつつある、とかいう陰謀論もたまに耳にするが、もし本当なら怖いこと。しかしそれはもしかしたら純血主義を頑なに守る人々のたわ言なのかもしれない。

がスポ根として美化され定着してしまった。つまり暴力や恐怖によって支配し、過酷な訓練を課し、負の感情を以って上から押さえつけ、無理やり言うことを聞かせ、反骨心でやる気を奮い立たせる方法だ。

それがスポーツには留まらず、教育指導、家庭でのしつけにまで広がり、「教える」と言う行為が完全に汚染された。

その方が簡単だからだ。上に立つものにとっては色々都合もいい。
こうして日本はお尻を叩かれ、パワハラによってここまで這い上がって来たのだ。

仮に言っていることが正しくても、それを伝える手段はパワハラに暴力に恐怖。
上から一方的に押さえつける。

これが唯一の正しい答えだと。


その影響だろうか。
未だに、我々は「正しく在ろう」とする。

仮に、上からそれを強制してくる存在がいなくなっても。
それが正しかったかどうかは、多くの場合、後から結果以ってでしか判断できないのにもかかわらず。


コナンさんが言う通り、真実は一つなのかもしれないが、答えは一つじゃない。
そこにたどり着く方法ですらも、一つであるはずがない。


正しいか間違っているか、って言うのも最終的には大切なのかもしれないけれど、
そういうことにこだわり過ぎずに、

自分はこう感じた。

自分はこう思う。

そうした思いはもっと前に出していいと思うし、それができる環境を作らなければならない。
確かに時間がかかるかもしれないけれど、その上で議論して理解を深め合い、共に協力してお互いに納得できる答えを探すなり、改善していけばいいんじゃないか。

なんだか急ぎすぎな気がするよ。
この国で発生する問題のほとんどの原因は、コミュニケーションの圧倒的な不足によるものだ。


まぁそんなこんなでいろいろ、膿が出てドロドロでどよ〜んとしているスポーツ界に光が差した。

大坂なおみさんのテニス、グランドスラム、4大大会のうちのひとつ、US OPEN優勝。
自身の憧れの存在を、それこそ神と崇めるほどの人を倒して。

本当におめでとうございます。

自分だったらそれほどの人を前にしたら、ビビっちゃうし、日本的に言えば、その人を立てようとしてしまうかもしれないが、ガチでぶつかって、勝ってしまうとは。

加えて、あれだけのアウェーの中で。
大抵の人間なら、耐えきれなくて、無意識に「空気を読んで」しまうかもしれない。


一番素晴らしいと思ったのは、大坂なおみさんはもちろんすごいんだけど、コーチの人。
そしてその指導法。

日本の全指導者、上司、人の上に立つものは見習わなければならない。

日本の従来の指導法とは対極で
信頼と信用による、指導法。

もちろんそれだけじゃないと思うけど、なんてタイムリーな話題なんだと感激してしまった。

もう、恐怖や暴力やパワハラで強制的にやらせる、そんなネガティブな方法はできない時代になった。
日本人はそれしか知らなかったから、仕方ないような気もしないではないけど、今の時代、それは無能の証。

「人にものを教える」というのは一つのスキル。
資格試験が必要なほど、簡単なことではない。
そういうスキルを持たない人が、指導したり教育係になったりするから、言うことを聞かすのに一番簡単で早い、ネガティブ方法をとる。

ここを抜本的に改革していかないとダメだと思う。




あとそろそろ日本に住む人々は意識を変えていかないといけないな、捨てないといけないなと思うのは

選民思想、というか純血主義。


前述の大坂なおみさんが、日本人か?と聞かれたら、昭和脳の私はNOと答えてしまいかねない。

昨日のサッカーの試合、日本対コスタリカに出場していた次世代の選手たちの中にも、日本人ぽくない顔の選手がちらほら見られたし、

一昔前と比べると、ハーフのタレントさんなんか格段に増えたし、そうなると一般の中にはもっといるんじゃないかと想像できる。

ひさしぶりに日本に帰って、実感したけど、日本に帰国する飛行機の乗客の半分以上がいわゆる「外国人」だったし、日本各地そこかしこにもたくさんヨーロピアンがいる。ちょっと前までは外国人といってもアジア系の人がほとんどだったのに。


もう、本当に、着実に国際化の波はやって来ている。



日本は裏から中国や韓国に乗っ取られつつある、とかいう陰謀論もたまに耳にするが、もし本当なら怖いこと。しかしそれはもしかしたら純血主義を頑なに守る人々のたわ言なのかもしれない。


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