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信念。 [あいさつ]

令和を迎え、10連休に渡るGWもとうとう終わりました。

そしてとうとうレベルが34になりました。
しかし、レベルばっかり上がって、使えるスキルやアビリティは全く身に付けられていません。

ただまぁ、最早年齢などただの記号。
確かに、あちこち身体にガタはきてはいるが、単に物理的な身体の経年を示すだけの物だ。

いくつになっても自分は自分だ。
それは年齢によって左右されるものではない。

日本では年齢によって区別される事が多い。ときにはそれが差別にもなる。
でも、年齢が上だからといって偉いなんて事はないし、若いからといって未熟と言う事はない。

重要なのは知識と経験。
必要なのはそれらによってより精度の高い答え結果が出せるかどうかだ。
長く生きてる分、それが蓄えられている可能性が高いというだけだ。


以前、「年下の上司なんて嫌じゃないか?」と聞かれた事がある。
そんなことはない。その人がその分野において誰よりも知識を持ち経験があって良い結果が出せるからこそ、その地位にいるのだ。年齢など関係はない。嫌なわけはなく、むしろ当然と言わざるを得ない。それによって自分も成長できる。嬉しいくらいだ。

年功序列の日本的に考えれば、年下の上司なんて屈辱的なことのように思えるが、年齢が高いからって理由だけで上に居座る無脳の方がよっぽど嫌じゃないか。上に行けば行くほど能力が高くないとおかしい。


年齢が高いと言う事は、漠然と「それだけ人生経験が豊富な可能性が高い」と言うだけだ。それ以上でも以下でもない。しかし人生経験と能力は比例しない。



具体的に言えば、野球やフィギュアスケートなど、若くして頭角を表すスポーツの分野では、10代の子供たちに34歳の私は手も足も出ない。
10年以上バスケットボールという競技をやってきたが、それだけでオリンピックに出られるわけもなく、NBAの選手になれるわけではない。そこには年齢など関係なく、より勝利に近い人間が上に立つのは当たり前のことだ。

それはスポーツの世界だけの話ではなく、すべての分野において当てはまる。

単純に年上に敬意を払え、と言うのはナンセンス。(単純に礼儀としてという意味では別)
特に昨今は親と同じ職業に就くことなど稀だし、周りにいる年上の人たちが自分の欲しい情報や経験、知識を備えているとは言い難い。




そもそも日本では20歳を超えればみんな「大人」と見なされる。
20歳以上の人間で年齢が云々と言っている人間はただのアホだ。
年齢で人は判断できない。

未だに上下関係にこだわる愚か者が多い。
上か下かではない。単純に、有るか無いかだ。






ところで、今ひょんな事から「踊る大捜査線」にはまっている。
TVドラマシリーズから年末特番、映画シリーズ、スピンオフ。時系列に沿って順番に見てる。

今見ても変わらず面白い。
テレビが最も遊び心に溢れていて面白かった時代の傑作。


キャラクターひとりひとりがとても魅力的。
別にひとりひとり深く掘り下げているわけでもないのに、それぞれの魅力が伝わってくる。演技のことは良く知らないけど、これが「役に命を吹き込む」ということなんだなって思う。ドキュメンタリーを見ているようなそんな気にもなる。役者さんが単に好き勝手やってるだけなのかも知れないがwww

その魅力については簡単には書き表せられないけれど、ここで言いたいのは信念の話。


主人公の青島俊作は信念を持っている。

ここで言う「信念」とは「正しいと信じる自分の考え」とか「固く信じて疑わない心。行動の基礎となる態度」と言う意味だ。

青島は問題児だ。よく規則を破る。
ルールを守りたい守らせたい側からすれば迷惑極まりない存在だ。しかしだからこそ魅力的に映る。それはルールやしがらみに雁字搦めな日本に育ったからじゃないだろうか。少なくとも自分はそうだった。


まぁ結局はフィクションだし、物語の都合上「青島が正しかった」で終わることが多いからでもあるが。現実はそう甘くはない。それを差し引いてもやはり魅力的に映るのはやはり「信念」があるからだろう。一応ちゃんと処分は受けているし。


劇中よく耳にする「ルールは破るためにある」と言う言葉。
正しくは、「自らの信念が、一般的な常識やルールにそぐわない時がある」と言うことが言いたいのだろう。
決して「ルールを破ること」を推奨しているわけではないはず。


自らのポリシーに従う。
今ポリシーやルールを扱う仕事をしているので内心複雑な気分だが、確かにそう言うこともあるよな。

今この瞬間のためにルールを破ってでも前に進む青島か。
将来より良いルールを構築するために今を捨てて自分を殺して我慢する室井か。

世の中には両方必要だと思うけど、そこにはやはり信念がないとだめだ。


結局何が言いたいかと言うと、人生を生きる上では、それなりにベクトルを持って生きた方がいいなと言う話だ。
信念とか目標とか夢とかって言葉で言い表されるもの。
それを見つけないと。

反対方向のベクトルを持つものには嫌われるだろうが、どっちつかずよりはずっと良い。それに同方向のベクトルを持つ者同士は惹かれあう。
そのベクトルにブレがなければ、仮に別方向のベクトルを持つ者同士でも信頼し合える。


多分私には今、このベクトル力、信念が足りない。
とりあえずは、信念を手に入れる!!と言う信念を持ってこの令和という時代を生き抜いていこうとそう思いました。
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