SSブログ

失われた30年 ー人生を自分の手に取り戻せー [独り言]

日本に帰ってきて約1ヶ月。
未だ無職で、いい歳して親の脛をかじり、時間が有り余る生活を送る中で、色々と思うところがある。


とにもかくにも、この国のこの窒息感はなんだ。
もちろん自分の人生が軌道に乗っていないことが主な原因ではあるのだろうが、それを抜きにしても、この国はすごく窒息している。苦しんでいる。もがいている。そう感じる。



次々と襲来する台風。
地震、豪雨。
連日報道される暗いニュース。
利権を貪る権力者。
そして無関心で、他力本願な人たち。


例えば、

日本に帰ってきて2日目か3日目の朝のニュースで見た、日本にサマータイム導入のニュース。
ヨーロッパで1時間のサマータイムは経験したが、日本では2時間ズラすという。
日本という、時間には特に厳しい国で行った場合、一体どうなってしまうのか。

そもそもなぜ今になってまたサマータイムなのか。
それはオリンピックのマラソン競技の為だという。

オリンピックは4年に1度だ。しかも今後、2020東京オリンピック以降、日本で夏期オリンピックが行われるのは何十年後だ?
そのたった1日2日のたった一種目の競技の為だけに社会全体のシステムを変えるのか。馬鹿げている。

オリンピック競技の為という事以外にも、デメリットをカバーして余りある、俺の想像に及ばない素晴らしいメリットがあるのかと思いきや、少なくとも「羽鳥◯一のモーニングショー」ではメリットなどは一切なく、健康面でもシステム面でも経済面でも、あらゆる面でデメリットしかない、そうだ。

そもそも、長年サマータイムを実施しているヨーロッパの国々ですら、廃止しようという動きがあるそうではないか。

一番簡単な例を挙げるとすれば、実際問題、日本の場合は特に、2時間時間が早まったとしても、2時間いつもより早く帰れるかって言ったら、そんなこと有り得ないでしょ?
現時点ですら定時で「帰路につくことができる人」の存在なんて都市伝説レベルだろう。何より働く本人たちのマインドが変わらない限りは、実質2時間労働時間が増える、そうせざるを得なくなるだろうと考えるの自然。ブラックがよりブラックになるだけだ。最初は大丈夫でも、慣れてきたら絶対そうなる。誰でもわかる事。

しかしながらその時点で、その番組独自の街頭調査アンケートでは過半数以上の人間が賛成。きっとその時点では、なんかヨーロッパみたいでかっこいいじゃん、みたいに深く考えていなかったのだろう。
そのおかしさと社会全体に及ぼす影響に気が付いたのか、今では90%以上が反対に転じてはいるみたいだけど。




一番問題なのは、こんな馬鹿げた提案をした人間が、日本の元総理で、未だに政界に幅を効かせているという事だ。信じられない。
きっとサマータイムの恩恵を受ける一部の人間、組織と何らかの取引をしてのことじゃないかと想像してしまう。


他にも、


今日本でなんだか流行っている「ドラマ」ハゲタカ

日本で久しぶりに目にした日本のドラマがこれだった。
英語の勉強のために欧米のドラマや映画を貪るようにして見ていて、そちらに慣れていた僕としては、「なんだこのわざとらしい、くどい演技は。」って思った。

それで正直食わず嫌いなんだけど、気持ち悪くて、見なかった。

でもその次の日、またまた「羽鳥◯一のモーニングショー」で今度はその「ハゲタカ」というドラマの原作小説の作者の方のインタビューをやっていた。

面白かった。

第1巻発売当初は「失われた10年」と表現していたものが、今では「失われた30年」になりつつあり、下手をすればこのまま「失われた40年」になってしまうと言う。

つまりバブル崩壊以降、平成という年号の間中ずっと日本は低迷を続けてきたことになる。

それがなぜなのかというと、彼曰く

「倒すべき時に、倒すべきものを倒さなかった」からなのだと。

話を聞いていると、一理あるかもしれないと思った。
企業も、経済も、生きていると。

こう例えるのは不謹慎かもしれないが、

日本には、すでに寿命が尽きているのに、無理やり延命措置を施された植物状態のような企業が沢山あるという事らしい。


例えば、仮にいつかgoogleやAppleが業績不振で倒産の危機に陥ったとしても、このクラスの企業ですら、きっとアメリカなら救わない。しかし日本だったらきっと国が手を差し伸べて何とかしてしまうだろう。大量の血税を使って。

それがダメだ、と言っているのだ。


生き物は生まれ、やがて死ぬ。
それは今の所どうやっても変えられない、自然の摂理。

強ければ生き、弱ければ死ぬ。
これもまた自然の摂理。


感情論的には、死んでしまうのは悲しいから、なるべく長生きさせてあげたいという気持ちはわかるが、それでは循環が滞ってしまう。
そもそも今話題にしているのは人間の生死の話ではない。
社会システムや組織、経済や企業の話だ。


古きもの、終わったものは、舞台から去り、死に、それを肥やしにし、また新しいものが芽生える。
これがあるべき姿。

それを無理やり歪めてしまっているからこそ、今この現状があるのだと。

動脈硬化を引き起こしていて、血液が健全に循環しない。となればあとは死ぬだけだ。

これでは国全体で国民ごと心中しているのと同じ。


その植物状態の企業や組織の命を保つために使われているお金は我々の血税だ。
そしてその植物状態を維持することで得するのは、既得権益を得ている一部の権力者、政治家、富裕層。

一度権力を手にすれば、その権力を使わずにはいられない。
それは理解できる。

なるべく長くこの状態を保ちたい。誰にも譲りたくない。
それも理解できる。

自らの足で立って、健全に我々の前に立ちはだかっているならしょうがない。
それは新しい世代の我々が超えなければならぬ壁だ。しっかり力をつけて立ち向かえばいいだけの話。

そうであれば問題はない。


しかし、この日本という国で、我々の前に立ちはだかっているのは、すでに死んでいるはずの亡霊なのだ。ゾンビというか、なんというか、腐った奴らだ。

我々から力を奪い取り、新しい芽を叩き潰し、間違った教育を施すことによって、歯向かうという考えすら起こさせない。

自分たちの地位を守るために。



だから、彼らを倒せる時に倒しておかず、こうして腐って異臭を放つまで放置してきたことが問題だ。
そりゃこの国は成長するわけがない。

「会社が腐らなければハゲタカは飛んでこない。」



成長とは新陳代謝のことだろう?
古いものが排泄され、新しものが常に生み出され続けなければ、老化し朽ちていくだけだ。

つーか日本は便秘なんだよ。積極的に便秘になった。
バカじゃない?

一回スッキリしないとね。


国レベルでないにしろ、最近いろいろ腐った組織から膿が出てきてるじゃない、目に見える形で。

特にアマチュアスポーツの世界では顕著だよね。
相撲だとかボクシングだとか、最近だと体操でもね。

しかしあんなものは氷山の一角だと思う。
教育の分野でも、研究の分野でも、地域の組合や振興会とか、一家庭においてだってそう。


インターネットの発達は、もちろんデメリットも多いけど、良い面ももちろん沢山ある。

例えば、腐った権力者が必死になって隠蔽していたものを一気に引っぺがしてくれる。
例えば、国外からもたくさんの情報が入ってくるので、権力者ゾンビたちが国民を扱いやすく洗脳するために作った(のかもしれない)、日本の間違った教育から目を覚ましてくれもする。

そういうネット時代に育った子供たちは、日本を変え得る力を持っているかもしれない。


ゆとり世代だとか、何だかんだ若者を批判する人は多いけど、てかそもそもそういう子供達に育ってしまうような環境を作ったのは、他でもない、批判してるあんたたちだからな。間接的にしろ、直接的にしろ、自分たちが作り出したのに、他人事みたいに批判するとかどうかしてるんじゃないか、と思う。

ゆとり世代?さとり世代?チャンス世代?大いに結構じゃないか。

最近の若い奴は空気が読めない?
いや、読む必要なんかそもそもないでしょ?

「人を思いやる」だとか、「マナーを守る」だとか、そういう側面では空気を読んだ方がいいこともあるだろうが、少なくとも「長いものに巻かれろよ」とか、「しのごの言わず目上の人間のいうことを聞いていればいいんだよ!」とかいうニュアンスの空気は読む必要は全くない。

それこそがゾンビの傀儡になる原因だ。



そういう意味で空気を読まない、勇気ある若者が、選手生命をかけて、公衆の面前で告発したからこそ発覚したあの問題は、良い傾向。

とても立派だと思う。
誰にでもできることじゃない。日本では特に。

女子高生がこずかい欲しさに面白がって痴漢冤罪をでっち上げるのとは、わけが違う。
彼女の言い分が100%真実かどうかなど、もはや関係がない。

ああいうことが起こってしまうこと自体が問題。
そしてどんどんこういうことが起こるべきだと思うし、起こるべくして起こった問題だとも思う。

あの夫妻がここで言うところの「権力者ゾンビ」かどうかは今のところわからないけど、そう思われても仕方がない事情がそこにあるのは確かだ。



腐った権力者ゾンビはバッタバッタ倒していかないといけない。

富田林の一件だってそうじゃん。
さまざまな不手際、というか手抜きが重なって起きた事件だけど、誰かが気がついて、それっておかしくないですか?とか、これ危なくないですか?とか、これってまずくないですか?とか問題提起して、どれか一つでも改善されていれば起きなかったはず。

誰も気がついてなかったってことは流石にないはず。
言えなかったのか、前からそうだしって思考停止して深く考えなかったのか、本当のところはよく分からないけど。


国に任せるな。
会社に任せるな。
組織に任せるな。
他人に任せるな。

それはお前の人生だろう?
戦え若者よ。

自分の人生を、自分の手に取り戻すために。

俺も戦う。

俺の人生を、俺の手に取り戻すために。


中島みゆきさんが「宙船」の中でTOKIOに歌わせていますが、「お前のオールを任せるな」ということです。


いち早く、他人に敷かれたそのレールから降りるんだ。

自分の心の声を聞け!!




わかる、わかりますよ。
最初はさ、全ては善意から始まったことだ。
Unicorn的に言えばね。

我が子に苦労して欲しくない。
楽してほしい。
失敗して欲しくない。
こうすれば上手くいく。
幸せになってほしい。

それは切なる祈りだった。アドバイスやサポート程度のものだった。

しかしそのささやかな祈りに過ぎなかったものが、いつしか我々を縛る呪いとなっているのかもしれない。

幸せになるための、単なる手段だったものが、目的にすり替わって、己が幸せを壊す。
大切なものを守るための、単なる手段だっとものが、目的にすり替わって、大切な人を傷つける。

そんな風に腐ってしまう前に、新しきものがどんどん立ち上がって代謝して行くべきだ。
そのためには他力本願ではいけない。
誰かがやってくれる、会社がやってくれる、国が何とかすべき、では論外。


ウルトラマンとかさ。
他力本願の象徴。他の星から助けなんてこないよ。


ゴジラもある意味そう。
誰もこの現実は壊しちゃくれない。



植えつけられた歯車根性、サラリーマン根性に異を唱えたっていいんだよ。
全てを否定するつもりはないけど、少なくとも居酒屋でクダ巻いて愚痴ばっかり言ってる人生ってどうなのよ?そのために生きてるの?嫌なら辞めれば?その価値あるの?頑張ってる自分に酔ってるだけじゃない?そういう大人になりたかったのか?

辞めないなら、じゃあ踏ん張って戦え。
人生の大半をその職場で過ごすんだから、自分たちにより良い環境を自分で作っていけよ。

って無職の俺には言われたくないか ‘`,、(๑´∀`๑) ‘`,、’`,、

ちゃんと来週から働くから、ご勘弁。

つか無職だからこそ言えるのかも?
案外何とかなるもんだし。
何とかしなきゃいけないから、嫌でも知恵出して考えて、頑張るしかない。

そういう危機感みたいなのも足りないと思うし。

愚痴ばっか出してないで、勇気出して知恵出してみろよ!!
ビビってんじゃねーよ!!


何はともあれ、今日本は大きな転換期の中にいるんじゃないか。
平成も終わるし。

いつの時代も多少はあるのかもしれにけど、古い考えと新しい考えが衝突しあって、各所でエラーが起きている。


これはまぎれもない事実だとは思う。
以上は一個人的な感想ではありますが、いかがでしょうか?






新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)

新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/09/13
  • メディア: 文庫





ハゲタカ 上・下巻 ハゲタカII 上・下巻 〈全4巻セット〉 (講談社文庫)

ハゲタカ 上・下巻 ハゲタカII 上・下巻 〈全4巻セット〉 (講談社文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2006
  • メディア: 文庫


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

鈴の音。- Sounds of the bell - [独り言]

最近、夢を見る。
ここ数年は見ていなかった夢を。

最近よく眠くなる。
気がついたら寝ているんだけど、その時に夢を見る。


これは結構珍しい。
まぁ時差ボケの影響も大いにあると思う。
しかし転機にはよく眠くなるともいう。
実際転機であることは間違いない。

実家に戻って、リラックスしているのかもしれない。
基本的には家の中でもスリッパ履いてたりするんだけど、実家では常に裸足。
安心しきっているのかもしれない。

今思えば、慣れない海外生活、2年間ずっとそれなりに緊張していたのかもしれないな。


寝たら確実に夢を見る。
あんまりこれまで夢を見てこなかったからか、現実と区別できなくなる時すらある。



昔、といってもほんの10年くらい前には、夢があった。
僕は夢を追っていた。
多分その頃から夢を見なくなった。
現実世界で夢見ているからじゃないかな、と勝手に納得していた。



正直今は、夢も希望も目標も、これと言ってない。
現実世界に帰還したから、また夢を見るようになったのかもしれない。


この盆は久し振りに家族が勢ぞろいした。
10年以上ぶりだろうそれこそ。
これもまた珍しいことだった。

そして盆が明ける。
それぞれがそれぞれの場所、在るべき場所に戻る。

あの世とこの世のつながりも切れる。
姿は見えないが、玄関の内側で鈴虫が一匹、別れを惜しむように大きく鳴いている。

あれは貴方ですか?


49日目。忌明け。
貴方が皆を集めてくれたのかな。
そして本当のお別れを伝えに来た、鈴の音に乗せて。
ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。



夏が終わり、やがて秋がやってきます。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

自分のカタチ。 [独り言]

やらない理由ばかり考えている。

デメリットばかり考えている。



変わりたいと言いつつも、変化を恐れて浸り慣れたぬるま湯に甘んじる。

わざわざレールを外れてまで、ここにいる意味は何だ。
たくさんの人と関わりを持って、いろんな人と話して、様々な影響を受けるために、あちこち放浪しているはずだ。



やるための理由を考えろ。

メリットを探すんだまず。


これまでやらずに見逃してきたあの瞬間が、あの機会が、実は人生を大きく変える一瞬だったかもしれないじゃないか。

人生を大きく変える出会いだったかもしれない。




何か一つの出来事で、人生が大きく変わるという話を聞く。
「人生のターニングポイント」というやつだ。

正直一瞬でドラマチックに全てが変わる、なんて夢見たいなシンデレラストーリーは、惹かれるものはあるが、納得はできない。

きっとそれは99%だったものが100%になる瞬間なんだ。
一気に実感に変わる瞬間に過ぎない。

それまでの、99%に至るまでの数々の頑張りや踏ん張りの土台の上に成り立っている。
そう考えれば納得できる。




いきなり100にポーンとなる訳がない。
まぁ、スタートの数字が普通の人より高めに設定されている人もいるかもしれないが、彼らだっていきなり100にはできない。


一度サボれば、数字は一気に下がる。
小さい穴の空いた風船にみたいなもので、放っておけば縮む。
出て行く空気の量より吹き込む空気の量が多い状態を続けて、最終的に割れる瞬間、それがターニングポイントだと考える。


息を吹き込み続けなければ。






人生の意味。
存在の価値。


それは今はわからない。




それは後からでも良い。
自分の人生に名前、タイトルをつけるのは。





最近、ブログが上手く書けない。
以前よりも下手になっていて、書きたかったことが書ききれない。

それはなぜなのか、その原因がわかった気がする。

記事のタイトルを先に書いてしまうからだ。
以前はそんな事はしなかった。
本文からいきなり書き始めていたのに、最近は上から順番に、タイトル、カテゴリー、本文という順番だ。




タイトルに書いたことに影響を受けて、本文に書ける事の幅が狭まる。
俺だけかもしれないが、どうしても一貫性を保とうとしてしまう。
タイトルに書いた言葉の意味が、本来書きたかった事と、たった数ミリの誤差があっただけで内容の方向性にズレが生じる。

まず文章を書いて、誤字脱字や言葉遣いや言い回しを直して整えて、もう一度全体を通して読んで反芻してみて、タイトルはその後でも遅くない。





つまり何が言いたいのかというと、誰かが勝手に決めた順番通りにする必要もないし、自分の存在意義や人生の意味なんてものは、後から勝手についてくるものなんだなという事。

先につけると、少なくとも俺はそれに縛られてしまうし、先入観により制限や限界ができてしまう。
それは良くない。
良い事もあるかもしれないけど。


「俺は犯罪だけは犯さない男だ」とか規定するのは良いだろう。
「一度決めた事は絶対諦めない人だ」とか言い聞かせれば逆にそれを利用できるかもしれない。




でも現金なもので、辛いことやめんどくさい方向に自分を縛るのはとても難しい。
そのルールを守らないための理由や、やらなくて済むような言い訳、デメリットなどを勝手に捏造してしまう。


これは俗にいう「水は低きに流れ、人は易きに流れる」とかいうやつである。
これも一つのタイトル付けみたいなもので、

だからしょうがない、という言い訳に利用できる。

でも元々は孟子の「水の低きに就く如し」という言葉から来ているらしく、元々の意味はどうやら性善説を肯定する時に、その理由というか例えのような感じで「人の本性が善である事は、水が高いところから低いところに流れて行くのと同じように、自然の摂理である」と言いたかったようである。そこから「水が低いところに流れ落ちて行くように、自然の成り行きには逆らえない。あるがままであれ」という意味に転じていった。ネガティブな意味はない。

これを自堕落な誰かがその言い訳として、意味を若干都合よく装飾した言葉が「水は低きに流れ、人もまた易きに流れる」というわけだ。



俺がよく口にする、というか座右の銘といっても良いくらいの言葉は「過ぎたるは猶及ばざるが如し」だ。「自分的には何事もバランスが大事なんだよ」ってことで解釈しているが、なんか言い訳じみて聞こえる時もある。
「鶏口牛後」も大きな相手にチャレンジしないための言い訳に聞こえるし、「急がば回れ」もそう。


「三度目の正直」と「二度ある事は三度ある」とか「善は急げ」と「急いては事を仕損じる」みたいに全く逆のことを言っているような言葉があったり、「情けは人の為ならず」に代表されるような、意味の解釈や認識が人によって異なることわざもある。


結局はさ、なんていうか、自分の解釈次第なんだ。
人生ってのは主観的で、自分が経験できるのは自分の人生だけで、自分が知ることができるのは自分が知れる範囲だけのことで、自分が死ねば世界は終わる。
最終的には自分がその言葉に対して、その出来事に対して、どういう定義づけをするかによって見方が180度変わる、事もある。

自分には一大事でも、他人にとっては地面にこびりついた鳥のフンの跡くらいどうでも良い。
でもその道路を完全に綺麗に保ちたい人にとっては、その鳥のフンの跡ですら我慢のならない事だ。



他人がNoといっても自分にはYesの時もあるしその逆もある。
もちろんそこには常識やルール、法律など、自分の判断ではないところで決められてしまっている事もあるので、事はそう単純ではないけれど、結局は自分次第。心の持ちよう次第。



世間的にはそれに気づくのは遅すぎるだろ、と言われるかもしれないが、自分にとってはこれが最短で、何かにチャレンジするにしても今からでも遅くはないと思えば遅くはないだろう。


最近Netflixでリメイクされた「デビルマン」や昨日見た「22年目の告白 ー私が犯人ですー」という映画も影響しているのだろう。「屍鬼」とか「ガンダム」とかこれまで見てきた、やってきた「相反する二つの正義が激突する」系のアニメやゲームやドラマや映画の影響もある。

見方によってはどちらも正義になり、悪になりうる。
リアルではより複雑で、2つ3つ以上の正義がひしめき合っている。


そんな世の中で、どう自分が生きて行くのか、どう自分を形作って行くのか、非常に難しいところである。
だがそんなものはいつでも変えられるし、そんな形とか云々いっている時点で自分をまた縛ろうとしてるのかもしれない。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

I hate......J [独り言]

日本人が嫌い。
日本人が信じられない。
特に日本人の「言葉」が信用できない。

最近、日本人嫌いが加速している。
腹の探り合い、空気の読み合い、気の使い合い、言葉の裏の裏の裏の裏。
仕事上だけで十分だわ。

それプライベートでされると、生理的に無理ってなる最近。
もう日本には帰れないかも。
ガキと思われても良い。
世間知らずと言われてもいい。
気が利かないと罵られてもいい。

もう疲れたんだ。


幼い頃から家では親の顔色を伺い、兄弟の顔色を伺い、学校では先生の顔色を伺い、友達の顔色を伺い、社会に出てからは上司の、同僚の、お客様の顔色を伺う。

一つ所に留まると、すぐそういうのに絡め取られちゃう。
だから、きっとあちこちとフラフラ転々として来たのだろうか。
そしてついにイギリス、ロンドンに来た訳だけど、まだ逃れられない。

本音と建前、といえば聞こえはいいけど、ただの嘘つきじゃん。
自分の発言には責任を持とうよ。

後から、あぁは言ったけど本当はこうだったのに、なんてぐちぐち言われると、じゃあ初めからそう言ってくれって思うよね。


自分もまぁ日本人だから、たまに本音と違うこと言っちゃうけど、言っちゃったからにはその発言には責任を持つようにはしてる。
大丈夫じゃないのに、大丈夫って言っちゃったなら、大丈夫にするしかない。
本当は気を使って欲しいけど、気を使わなくていいよって言ったなら、相手が本当に全く気を使わなくても仕方がないよね。


イギリスも本音と建前の国だというけれど、こっちの方がよっぽど気楽、今の所。

素直でありたい。
前にも書いたけど

人間、素直が一番。
良い人でも、正義の味方でもなく、素直な人間が一番だよやっぱり。
それが一番人間らしい。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

I've been lost since then. [独り言]

Where am I going to?
How am I supposed to be?
What do I want to do?

I have no idea.
I have no goal.


I used to have a sweet dream.
No matter what happened, I could go ahead for it.

But it's already gone.
I've been lost since then.

I used to have a sweetheart.
No matter what happened, I could go ahead for her.

But it's already gone.
I've been lost since then.





Do you know what day it is today, 7th of July, in Japan?

It called "TANABATA"
People write their wishes on a "TANZAKU" cards and tie them on
branches of a Bamboo tree until today.

I heard very old people believed every river and ocean is connected to the Milky Way so they let the tree flow into a river for themselves to send it to the God in the sky.

But now, we burn the tree up and pray for our wishes to be granted.
Smoke rises to the sky with people's wishes.


On top of that, it is said that today is the only day when the two people who love each other separated by the Milky Way are allowed to see each other once a year.

What a fantastic day today is!
For people who have dreams.
For people who have sweethearts.

Then, what should people who have no dream and no sweetheart do?

I don't have any dream to write on a TANZAKU.
I don't have a sweetheart I want to see.

What a ridiculous day today is!
I think the event is for children.
It is similar to Santa Claus on Christmas.


Anyway, I'll just stay out of it at least this year.





日本語版。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

乾燥剤。 [独り言]

Hi, I'm O-Kazunori.
I'm got damp a bit today.
I don't know why but it might be because it's not that good weather.

The other day, someone asked me what's the reason for you to write the blog.
I couldn't answer right away at that time.
I said it is just my hobby in some way although I didn't know the reason actually.

From then on, I have been thinking of it.
Why?

One thing is for sure, I'm being down to some level when I write a blog.
And I think I would like someone to cheer me up with giving my blog some comments.


However, in that case, I also have to write a comment to someone's post on Facebook or something, don't I?

From now on, I going to do it.
I don't want to be unfair.





日本語版。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

Be honest. [独り言]

You said it was too late.
What did you mean?

We could have done something before you thought so.
I was here for you.
Who were you there for?

Why did you decide that important thing for us without asking me?
How come could you do that?

That was "our" problem.
That wasn't just yours, was it?


At least if you were honest only to me, I'd have been on your side even now.
Stop trying to be a nice person to me. Just be honest.
However, as you said, it is too late.









続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

らしさ。3 [独り言]

⒈ まず、良い人ぶるのをやめよう。

良い人かどうかは相手が決めることで、こちらがわざわざそういう印象を与えようとする必要はない。
良い人ぶるということは本心を隠すことになるし、心を閉ざしているということになる。
腹を割ろうとしない人間には心を開いてくれる人もいないだろう。
それでは味方もできないし、そもそも擁護しようもない。



⒉ 自分の意思ははっきりと示そう。

何も言わずに、示さずに、相手にわかってもらおうとするのは、横着。
そのくせわかってもらえなくて機嫌が悪くなるなんてもってのほか、迷惑以外の何物でもない。
そして遠慮してたら損するだけ。
トラブルの原因は、ほとんどがコミュニケーション不足。



⒊ 嫌われることは恐れない。

嫌われることを恐れて八方美人にしていれば、特に嫌われることはないと思うけど、これといって好かれることもない。場合にもよるが、猛烈に嫌われている人でも一部に熱烈な信者がいたり、人気者にも必ずアンチはいる。



良くも悪くも正直でいることが大事ですね。
自分にとっても、相手にとっても。

パートナーがいる人は特にね。
少なくともその人ぐらいにはきちんと腹割って、心に正直に、気持ちに素直になっても良いんじゃないかと思う。大切ならなおさら。
それは二人で作り上げていくものだから。


4番目以降の条件、何かありますか?
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

らしさ。2 [独り言]

イングランド。
ここは自分「らしく」いられる国だと、ある人は言う。


自分にとって「らしさ」とは何か。
今また常識が崩れ去った。

当然だと思っていたものが崩れ去った。

社会に出た時。
大人の言うことは絶対じゃないと知った時。
僕の常識はガラガラと崩れ落ちた。

なぜこんな人たちのいうことをはいはいと素直に聞いていたのか、馬鹿らしくなった。



そして今、日本の外で生活して見て、どうして今まで日本「らしさ」に固執していたのかと、アホらしくなってきた。

日本では、周りの目を気にして、周りの感情を気にして、空気を読まないといけない。
4人兄弟の三番目として、そして接客業者として、それはむしろ得意な方だ。

しかしそれはその個人の「らしさ」や「個性」というモノを殺すということだ。
僕は殺し続けてきた。
息の根を止め続けてきた。

結局正解なのかもわからない、人の気持ち、周りの感情の為に、自分自身を殺し続けてきた。
そのことに気づいた。


もう、やめて。
これ以上殺さないで。


自分の「らしさ」が必死に命乞いをしている。
その声に耳を傾けず、聞こえないふりをしてその命を奪ってきた。



わからない。
結局人の気持ちなんかわからない。
どんなに近しい存在だろうが関係ない。
必死に推測して、先読みして、準備したって、思い通りになんて相手は動かないし、仮にうまく行ったからってそれがなんだ。
それで得られるものはなんだ。
「らしさ」を殺してまで得るべきものか。

いい人?
だから何。

まして自分の行動や言動を相手がどう捉えるかまでコントロールしようという試みは不毛だ。


こちらには本当にいろんな人がいる。
幼い頃から「らしさ」を殺すことなく立派に育てて共に生きている。
日本人からしたら自分勝手だったり、子供っぽいと思うことはあるけど、日本人よりよっぽど輝いていて、何より「生きている」って感じがする。



そういう意味では日本人は死んでいる。
無宗教国家というのは名ばかりで、道徳や常識、世間体という言葉の裏に隠れて、得体の知れない宗教じみた何かが潜んでいて人々の「らしさ」を暗殺しつづけている。

あまつさえ、過労死や自殺という形で本物の命まで奪っている。


日本の「思いやり」や「おもてなし」の文化は好き。
でも必要以上に日本人「らしさ」に固執して、それで逆に自分自身の首絞めて無理して苦しんでいる人を見ると余計に思う。
そうまでして守らなければならないものか。
自分を殺してまで。
とりあえず、犯罪者にさえならなければいいんじゃない?
僕らは機械でもアンドロイドでもない。
もう、常識人競争、礼儀正しさコンテストにはウンザリなんだよ。
好きにすればいいだろ。
好きにさせてくれよ。

他所は他所。ウチはウチ。
本人が責任取るならなんだっていいだろ。


まぁ、そんな日本においても「らしさ」をうまく生かしている人もいる。
そういう人は素直に尊敬に値する。




共に人生を歩むパートナーがいる場合は自分だけの問題じゃないと思うから、相談しながらになると思うけれども、2人で一人と考えれば良い。




とにかく、僕はもう「らしさ」は殺さない。
自己中と言われようが、ろくでなしと言われようが、嫌われようが。
それが僕「らしさ」だ。

個性ってさ「他の人と一味違う」ってことじゃない。
自分の感覚に正直って事。

TOKIOの歌にもあるけど、自分の人生の舵を自分でとるということよ。
周りがどうとかじゃなく、自分がどうしたいか。
自分でハンドル握ってみろよ。
敷かれたレールに乗って、流れに身を任せて、他人や世間のせいにして、悲劇の主人公気取ってる方が楽なんだろうけどさ。

自分を満足させられない奴が、自分を楽しませられない奴が、自分を幸せにもできない奴が、他人をどうこうできるはずもない。








人の心を推し量る。
もうそうやって32年生きてきたから、癖としては消えずに残るだろう。
聞くところによると、新たな価値観に乗り換えるには、最低でもそれまでの人生の半分程の時間は必要らしい。

推し量って、勘違いをして、誤解を生んで、結局徒労に終わるならもうやめだ。
して欲しいことがあるなら口に出して言え!
して欲しくないことがあるなら口に出して言え!
言いたいことがあるなら、示したい意思があるなら、はっきりとわかりやすく言葉で示せ。
もう俺に「空気を読む」とかそう言うのは期待するな。
仮に読めちゃっても、あえてスルーします。




去る者は去れ!
来るものは拒まん。

続きを読む


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

らしさ。 [独り言]

最近、「らしさ」ってなんだろうと考える。


久しぶりに、迷ってる。
ここ数年間、音楽を聴こうとも作ろうとも、ましてや口ずさもうとも思わなかったのが、ここ最近よく歌うし、聴くし、作りたいとも思う様になった。
やはりここに戻ってくるのだな。

忘れていたけど、やはりこれが俺らしいのかも。



最近よく聴くのは「阿部真央」さん。
彼女の力強さと優しさを備えた歌声と、バシッと心に刺さる歌詞と楽曲は節目節目で背中を押してくれる。
この5曲は特に最近よく聴く。


モットー。



伝えたいこと



ふりぃ



Believe in yourself



それぞれ歩き出そう



男から見てもカッコいい。
もっと評価されるべき!
PVよりLIVEバージョンの方が良さがわかります。
そのほかにも良い曲が沢山あります。
時間がある方はその他の曲も聞いて見てください。

みなさん一緒に頑張りましょう。



歌詞わかんないから邦楽ばかり聴いているけど、勉強も兼ねてそろそろ洋楽にも手を出す時期かも知れないな。

続きを読む


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。