17 AGAIN. [感想・レビュー]
「バタフライエフェクト」
「Stain; Gate」
「インターステイラー」
「この胸いっぱいの愛を」
「時をかける少女」
「TRU CALLING」
「サマータイムマシンブルース」
「オーロラの彼方へ」
「デジャヴ」
etc....
私は「タイムスリップもの」「時空超越もの」が大好きです。
この度、また新たなる傑作を見つけました。
「17 AGAIN」
たまたま動画配信サービス「hulu」で上の画像が目に止まり、というか「AGAIN」という文字に惹かれ、もしやタイムトラベルものかも?と思い、衝動見しました。
パケ買いならぬ、パケ見です。
これが見事大当たり!!♪───O(≧∇≦)O────♪
以下、超ネタバレ含みます。
特にタイムトラベルものはネタバレしちゃうと面白くなくなってしまうので、未見の方はお引き取りください。
結果的に、時間が戻ったり過去に行ったりする、タイムトラベルものではありませんでした。
しかしそこが逆に面白さの核でした。
タイトルやパッケージ画像のザック・エフロンからして、てっきり過去に戻って17歳からやり直す話かと思いきや、舞台は現代のままで、主人公の姿だけ17歳に若返る、「見た目は子供、頭脳は大人」的などこぞの名探偵のような展開でした。
んで自分の子供たちと同じ高校に転入して.....ってな感じ。
主人公は過去の栄光が忘れられない中年オヤジ。
高校時代はバスケットボールのスタープレーヤーで、大学やプロのスカウトに注目されるほどだった。
しかし当時付き合っていた彼女(現在の妻)の妊娠を機にバスケの道を諦め、彼女と我が子との未来を選んだ。
現在は、そんな妻からは離婚裁判を起こされ、2人の子供からは舐められている。
仕事も思うように行かず、上司に食ってかかりクビになってしまいます。
あぁ、どうしてこうなった。
あの輝いていた頃の自分はどこへ行ってしまったのか。
ふと足が向いたのは、今は子供たちが通う、懐かしの母校。
そこで奇妙な用務員のおっさんと出会う。
このおっさんが魔法使い的な何かだったらしく、川に飛び込まんとしているおっさんに巻き込まれ主人公も川に転落、謎の渦に飲み込まれる。
命からがら這い上がり、帰宅しシャワーで泥だらけの体を洗いながら鏡を見てみると、その姿はなんと17歳当時の自分に戻っていた。
というのが冒頭のあらすじ。
どんな人生を生きていてもさ、必ず後悔はする。
ああしていれば良かったって、誰しもが思う。
でも結局さ、「今」が一番ってことさね。
そして過去なんかよりも「これから」の方が重要だってことさ。
「今」の現状という基準があるから、それより「良い」「悪い」って判断ができる訳じゃん。
基準がなければ良いも悪いもない訳よ。
だからもしあの時、仮に現実とは違う選択をしていたとしても、その先の「もしもの現実」を基準として後悔するんだよ結局。
その「もしもの現実」が今より良いとは限らないし、自分以外の誰かの選択の影響ももちろん受ける訳だし、万が一最良な未来を手に入れてもその後に迫られる選択をミスる可能性もある。
生まれてから死ぬまでの間にする、何千回何万回という選択を全て微塵も後悔のない最良の選択をし続けるというのもやっぱり無理だし、どこかでやっぱり失敗するし、そんなこと言い出したらきりがない。
だから今が一番。
もしも、なんて無駄な妄想してないで「これから」のことを前向きに考えよう。
「この世の終わりのように見えても、それは始まりなんだ」的なセリフが劇中に出てくるんだけど、つまるところ「捉え方次第」ってことなんだよな、やっぱり。
作中でいえば、30代の主人公に見えなかったものが、17歳の姿になった主人公には見えた、みたいな。
若返る、なんて非現実的なことは実際には起こりえないと思うが、「視点を変えると見えるものがある」ということを上手く分かり易く表現していると思う。
オープニングとエンディングがリンクする、っていう私の大好物な演出も大変興奮ものでした。
私も最近また一つの大きな選択をしたので、大変タイムリーな映画でもありました。
この選択が「最良の選択」だと信じております。
少しネタバレしちゃいましたけれども、大変面白いので是非ご興味のある方はご覧になってみて下さい。
「Stain; Gate」
「インターステイラー」
「この胸いっぱいの愛を」
「時をかける少女」
「TRU CALLING」
「サマータイムマシンブルース」
「オーロラの彼方へ」
「デジャヴ」
etc....
私は「タイムスリップもの」「時空超越もの」が大好きです。
この度、また新たなる傑作を見つけました。
「17 AGAIN」
たまたま動画配信サービス「hulu」で上の画像が目に止まり、というか「AGAIN」という文字に惹かれ、もしやタイムトラベルものかも?と思い、衝動見しました。
パケ買いならぬ、パケ見です。
これが見事大当たり!!♪───O(≧∇≦)O────♪
以下、超ネタバレ含みます。
特にタイムトラベルものはネタバレしちゃうと面白くなくなってしまうので、未見の方はお引き取りください。
結果的に、時間が戻ったり過去に行ったりする、タイムトラベルものではありませんでした。
しかしそこが逆に面白さの核でした。
タイトルやパッケージ画像のザック・エフロンからして、てっきり過去に戻って17歳からやり直す話かと思いきや、舞台は現代のままで、主人公の姿だけ17歳に若返る、「見た目は子供、頭脳は大人」的などこぞの名探偵のような展開でした。
んで自分の子供たちと同じ高校に転入して.....ってな感じ。
主人公は過去の栄光が忘れられない中年オヤジ。
高校時代はバスケットボールのスタープレーヤーで、大学やプロのスカウトに注目されるほどだった。
しかし当時付き合っていた彼女(現在の妻)の妊娠を機にバスケの道を諦め、彼女と我が子との未来を選んだ。
現在は、そんな妻からは離婚裁判を起こされ、2人の子供からは舐められている。
仕事も思うように行かず、上司に食ってかかりクビになってしまいます。
あぁ、どうしてこうなった。
あの輝いていた頃の自分はどこへ行ってしまったのか。
ふと足が向いたのは、今は子供たちが通う、懐かしの母校。
そこで奇妙な用務員のおっさんと出会う。
このおっさんが魔法使い的な何かだったらしく、川に飛び込まんとしているおっさんに巻き込まれ主人公も川に転落、謎の渦に飲み込まれる。
命からがら這い上がり、帰宅しシャワーで泥だらけの体を洗いながら鏡を見てみると、その姿はなんと17歳当時の自分に戻っていた。
というのが冒頭のあらすじ。
どんな人生を生きていてもさ、必ず後悔はする。
ああしていれば良かったって、誰しもが思う。
でも結局さ、「今」が一番ってことさね。
そして過去なんかよりも「これから」の方が重要だってことさ。
「今」の現状という基準があるから、それより「良い」「悪い」って判断ができる訳じゃん。
基準がなければ良いも悪いもない訳よ。
だからもしあの時、仮に現実とは違う選択をしていたとしても、その先の「もしもの現実」を基準として後悔するんだよ結局。
その「もしもの現実」が今より良いとは限らないし、自分以外の誰かの選択の影響ももちろん受ける訳だし、万が一最良な未来を手に入れてもその後に迫られる選択をミスる可能性もある。
生まれてから死ぬまでの間にする、何千回何万回という選択を全て微塵も後悔のない最良の選択をし続けるというのもやっぱり無理だし、どこかでやっぱり失敗するし、そんなこと言い出したらきりがない。
だから今が一番。
もしも、なんて無駄な妄想してないで「これから」のことを前向きに考えよう。
「この世の終わりのように見えても、それは始まりなんだ」的なセリフが劇中に出てくるんだけど、つまるところ「捉え方次第」ってことなんだよな、やっぱり。
作中でいえば、30代の主人公に見えなかったものが、17歳の姿になった主人公には見えた、みたいな。
若返る、なんて非現実的なことは実際には起こりえないと思うが、「視点を変えると見えるものがある」ということを上手く分かり易く表現していると思う。
オープニングとエンディングがリンクする、っていう私の大好物な演出も大変興奮ものでした。
私も最近また一つの大きな選択をしたので、大変タイムリーな映画でもありました。
この選択が「最良の選択」だと信じております。
少しネタバレしちゃいましたけれども、大変面白いので是非ご興味のある方はご覧になってみて下さい。
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