秒速5センチメートル。 [感想・レビュー]
なかなか寝つけませんで、なんか映画でも見ようと「Hulu」のアプリを開きました。
そこでオススメされていたのが、新海誠監督の「秒速5センチメートル」というアニメ映画。
なんか名前だけは聞いたことあったんで、どうせ暇つぶしだし、観てたらそのうち寝落ちするだろうと高を括っていました。
気付けば深夜3時、いい年こいたアラサーのおじさん、泣いてました( ´ノД`)コッソリ
寝落ちなんてとんでもありませんでした。
かなりジャストミートだったんじゃないですか?!
なんだか主人公の少年にやけに共感してしまって切なくて、自分でもなんだか気持ち悪いです(/ω\)ハズカシーィ
「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3話構成なのですが、時間にして全部合わせて約1時間少々とかなりお手頃。
小学生時代から社会人になるまで描いていますが、テンポが良くて見ていて疲れない。
しかしながら雑だとか薄いという訳でもなく、登場人物の気持ちがしっかり伝わってきます。
もっとも、自分にも(というか誰しも多少は)似たような経験をしているので、もしかしたらその思い出と重ねて勝手に補完している部分もあるかもしれないですが。
なんつーか、結局初恋は初恋でしかない、と言いいますか、確かに一度は重なった、通じ合ったはずの二人が最終的にたどり着くところが違うという。。。切ない感じよ、わかります?
例えば、初恋でなくともさ、お互いの気持ちを確かめ合って限りなく近づいたはずの2人だったんだけど、諸々の事情でお付き合いをすることはできなくて、数年後その相手の結婚を偶然何気なく見たフェイスブックで知る、みたいな?
かなりの衝撃だぜあれ。
あんな無機質で感情のこもっていないような文面で「〜さんは〜さんと結婚しました。」的なのがタイムライン上に現れる。
それまで全然連絡も取ってないし、何かアプローチをしていたわけでもないし、それはその人の人生だし、自分には正直なんの関係もないし、何にも異議を申し立てる権利も筋合いも無いんだけれども、それでも自分がその人にとって一番であり続けたかったというこの独りよがりで手前勝手な感情だったりとか、なんだか裏切られたというような見当違いな絶望感を抱いてしまうんだよね。
余計な情報みせやがって。
それからというもの、僕はFacebookが少し嫌いになりました。
あ、例えば話だよ、た・と・え・ば!(˃᷄ꇴ˂᷅ ૂ๑)
長い人生さ、別に恋愛に限らずとも似たようなことは誰にでも起こり得るし、言ってしまえばそんな当たり前のことをただ描いたに過ぎないのかも知れないけれども、逆にこれだけシンプルで単純なものほどすっと心に入ってくるというか、少なくとも僕の心の琴線は触れられるどころか鷲掴みにされてしまいました。
そして山崎まさよしの歌が流れる頃には自然と頬を伝う涙。
流石に号泣ってんじゃないよ?
片目からツツーっと一筋の涙がね。
届くかも分からないものに手を伸ばし続けて、必死に必死に走ってきて、まだ道半ばではあるけれど、ふと周りを見渡したら誰も居なくて伸ばした手には未だ何も掴めていなくって、なんだが虚しい。
それでもまだまだ続くであろう人生を前を見て歩いていかなければならないんだなっていう映画だったかなぁ。
あ、なんかこうやって書くと良い映画じゃないっぽい?笑
なんて言えばいいのかな、この映画の終わりがエンディングというわけではない、と言いますか、この先ハッピーエンドにもバッドエンドにもなり得る。
それは捉え方次第で、これからの生き方次第ですよ、みたいな?
なんだかよく分からなくなってきたな汗
んーー。
この映画の主人公から託されたような気がする。
さ、次はあなたの番だ。後は任せたぞってね。
明日からまた自分の人生を生きていくためのバトンを渡してくれる、そんな映画だと思いました。
そこでオススメされていたのが、新海誠監督の「秒速5センチメートル」というアニメ映画。
なんか名前だけは聞いたことあったんで、どうせ暇つぶしだし、観てたらそのうち寝落ちするだろうと高を括っていました。
気付けば深夜3時、いい年こいたアラサーのおじさん、泣いてました( ´ノД`)コッソリ
寝落ちなんてとんでもありませんでした。
かなりジャストミートだったんじゃないですか?!
なんだか主人公の少年にやけに共感してしまって切なくて、自分でもなんだか気持ち悪いです(/ω\)ハズカシーィ
「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3話構成なのですが、時間にして全部合わせて約1時間少々とかなりお手頃。
小学生時代から社会人になるまで描いていますが、テンポが良くて見ていて疲れない。
しかしながら雑だとか薄いという訳でもなく、登場人物の気持ちがしっかり伝わってきます。
もっとも、自分にも(というか誰しも多少は)似たような経験をしているので、もしかしたらその思い出と重ねて勝手に補完している部分もあるかもしれないですが。
なんつーか、結局初恋は初恋でしかない、と言いいますか、確かに一度は重なった、通じ合ったはずの二人が最終的にたどり着くところが違うという。。。切ない感じよ、わかります?
例えば、初恋でなくともさ、お互いの気持ちを確かめ合って限りなく近づいたはずの2人だったんだけど、諸々の事情でお付き合いをすることはできなくて、数年後その相手の結婚を偶然何気なく見たフェイスブックで知る、みたいな?
かなりの衝撃だぜあれ。
あんな無機質で感情のこもっていないような文面で「〜さんは〜さんと結婚しました。」的なのがタイムライン上に現れる。
それまで全然連絡も取ってないし、何かアプローチをしていたわけでもないし、それはその人の人生だし、自分には正直なんの関係もないし、何にも異議を申し立てる権利も筋合いも無いんだけれども、それでも自分がその人にとって一番であり続けたかったというこの独りよがりで手前勝手な感情だったりとか、なんだか裏切られたというような見当違いな絶望感を抱いてしまうんだよね。
余計な情報みせやがって。
それからというもの、僕はFacebookが少し嫌いになりました。
あ、例えば話だよ、た・と・え・ば!(˃᷄ꇴ˂᷅ ૂ๑)
長い人生さ、別に恋愛に限らずとも似たようなことは誰にでも起こり得るし、言ってしまえばそんな当たり前のことをただ描いたに過ぎないのかも知れないけれども、逆にこれだけシンプルで単純なものほどすっと心に入ってくるというか、少なくとも僕の心の琴線は触れられるどころか鷲掴みにされてしまいました。
そして山崎まさよしの歌が流れる頃には自然と頬を伝う涙。
流石に号泣ってんじゃないよ?
片目からツツーっと一筋の涙がね。
届くかも分からないものに手を伸ばし続けて、必死に必死に走ってきて、まだ道半ばではあるけれど、ふと周りを見渡したら誰も居なくて伸ばした手には未だ何も掴めていなくって、なんだが虚しい。
それでもまだまだ続くであろう人生を前を見て歩いていかなければならないんだなっていう映画だったかなぁ。
あ、なんかこうやって書くと良い映画じゃないっぽい?笑
なんて言えばいいのかな、この映画の終わりがエンディングというわけではない、と言いますか、この先ハッピーエンドにもバッドエンドにもなり得る。
それは捉え方次第で、これからの生き方次第ですよ、みたいな?
なんだかよく分からなくなってきたな汗
んーー。
この映画の主人公から託されたような気がする。
さ、次はあなたの番だ。後は任せたぞってね。
明日からまた自分の人生を生きていくためのバトンを渡してくれる、そんな映画だと思いました。
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